INTERNET Watchで2007年に掲載したニュース記事のアクセス数をもとに、月ごとの10大ニュースを選出。今年を代表する合計120本の記事を4回に分けて紹介する。3回目となる今回は、7月から9月までのニュース。
● 7月:ネットで購入した商品が届かない問題
7月は、6位の秋葉原OG商会や8位のKING★SHOPといったように、ネットで購入した商品が届かない“未着問題”が目立つ。楽天市場ではその後、商品代金補償制度を開始した。また、Yahoo! JAPANがトップページのデザインを変更するという記事が2位。現在ベータテスト中で、2008年1月から正式公開される。このほか、季節を反映してか、ウェザーニュースが台風情報を拡充する記事が3位となっている。
● 8月:“ネットカフェ難民”の使用自粛を求め始める
1位は日本複合カフェ協会の訴えを取り上げた記事だった。また、トップ10圏外だが、ネットカフェ難民は全国に5,400人とする厚生労働省調査が24位に入っている。4位はりんかい線の社内アナウンスで「楽天タワー前」と流れるようになった記事。また、夏休みを反映してか、2位にGoogle Earthで天体観測ができる「Sky」ビュー機能の記事、10位にジョルダンが「青春18きっぷ」向けの路線検索を公開中という記事がランクインしている。
● 9月:セキュリティ対策ソフトの新製品リリースはじまる
9月は、1位「ノートン」2008シリーズ発売、3位「ウイルスバスター2008」発表など、セキュリティベンダー各社から最新ソフトが発表された。ノートンの広告イメージキャラクター「ノートン・ファイター」(4位)も話題になった。トップ10のセキュリティ関連記事としては、MSの月例パッチ(6位)をはじめ、情報漏洩の事後対策ツール(7位)、「Lhaplus」の脆弱性(8位)、谷口ウイルス(10位)などがランクインしている。
関連情報
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・ 2007年のインターネット120大ニュース[10月~12月](2007/12/26)
( 野津 誠 )
2007/12/25 11:42
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