ビジネスに役立つAndroidアプリ
お出かけ前にチェックしたい「防災情報 全国避難所ガイド」
(2013/7/17 06:00)
アプリ名 | 防災情報 全国避難所ガイド | |
こんなときに | 今いる場所の最寄りの避難所を調べたい | |
対応OS | 端末により異なる | |
価格 | 無料 | |
配布 | 1st Media Corporation | |
URL | https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.hinanjyo.guide |
出先の避難所情報もあらかじめ確認を
今年もいよいよ夏本番。活動範囲の広がる季節である。自然災害は場所と時を選ばないため、日頃からの備えは大事だ。ただし、外出時となるとどこに避難すべきかわからないだろう。そこで用意しておきたいのが、現在地の最寄りの避難所を調べられるアプリ「防災情報 全国避難所ガイド」である。
収録されているのは、全国の避難所、広域避難場所、地域避難場所、一時避難場所、津波避難場所、倉庫、一部地域の給水拠点、医療機関など。避難所データは10万件以上収録されており、データベースは随時更新されているという。
検索方法としては、GPS機能を使った現在地からの検索と、地域による絞り込み、現在表示中のマップからの検索が用意されている。表示件数やエリアは、設定により半径(1km~25km)と件数(25件~100件)を指定できるほか、ルート案内用の移動手段も、徒歩か車から選択できる。
検索結果画面上には、表示地域の気象警報や注意報が表示され(ある場合)、施設のある場所にピンが立てられる。具体的な案内が見あたらなかったが、ピンは色分けされており、赤は「避難所」、黄色はコンビニやガソリンスタンドなどの「帰宅支援ステーション」、オレンジ色は「医療機関」、青は「給水所」を表しているようだ。
任意のピンを選択すると、施設名と標高が表示され、さらに矢印のアイコンを選択すると、施設名や住所などの情報が確認できる。内陸部ではあまり意識しないかもしれないが、海の近くに出かける際は、標高も気にしておきたい。
現在地からの道順を知りたいときは、「ここへの道順」をタップすれば、地図上にルートが表示され、距離と所要時間が分かる。過去にルート表示した避難所は、キャッシュを用いたオフラインでのAR検索にも対応するので、カメラを向けた方向に施設が確認できる。地図を頼りにできないときに役立つかもしれない。このほか、防災情報や電力使用状況なども確認できる。
これから向かう先の地図を表示して、あらかじめ周辺の防災施設を調べておくと安心だろう。なお、公式サポートサイト(http://www.hinanjyo.jp/)には、掲載されていない項目についての問い合わせフォームも用意されている。情報の漏れを見つけた方は、連絡しておくと助かる方がいるかもしれない。