ビジネスメール作成の即戦力アプリ「ビジネスメール文例辞典」


アプリ名ビジネスメール文例辞典(Ver. 1.2.0)
こんなときに失礼のないメールを書きたい
価格700円
販売SOFTBANK Creative Corp.
(C) 2010 Ayumi Kamigaki / SOFTBANK Creative Corp./Beeworks co.,Ltd
URLhttp://itunes.apple.com/jp/app/id402665764

一般常識にビジネス要素を加えた、メールで使える例文334を収録

 今や、仕事上のやりとりの多くは、メールで行なわれている。表情も声による抑揚も伝わって来ないため、文章の表現力だけが頼りだ。しかし、よかれと思って書いた1文が仇となり、感情がすれ違ってトラブルになってしまうこともある。そんなトラブルを未然に防ぐために、知っておきたい言葉の使い方が学べるのが「ビジネスメール文例辞典」だ。

 「ビジネスメール文例辞典」では、メールの目的に応じて、「基本の対応」「書き出したい」「挨拶したい」「返信したい」「依頼したい」「誘いたい」「感謝したい」「ほめたい」「謝りたい」「意見したい」「催促したい」「了承したい」「知らせたい」「結びたい」「間違えやすい敬語」の15セクションを収録。

 各セクションでは、質問形式の見出しが多数並ぶ。たとえば、「書き出したい」セクションでは、「初めての相手へのメールの書き出しは?」「『お世話に~』の書き出し、どれが適切?」「自分の名前を名乗るのは先か、後か」「メールで自分のことを何と書く?」「相手や自分の職場をどう呼べばいい?」「社名にも『さん』付けする方が丁寧?」「社名に『様』を付けるのはどんなとき?」「相手の名前が特定できないときはどうする?」の8つだが、いずれも知っておきたいものばかりだ。

 見出しごとに、解答、基本例文とポイント解説、ビジネスシーンですぐ活用できる応用フレーズとその解説、つい書いてしまいがちなNG表現の紹介と、使えない理由を具体的に紹介しており、一般的な敬語などの解説に、ビジネス要素がプラスされ、より実践的な内容となっている。また、画面上では、「基本例文」「応用」「NG」のボタンが用意されており、読みたい箇所にすばやく移動できる。

 アプリだけに、読むだけに限らない。表示中の文例をもとに、すぐに使えるオリジナルのテンプレートを作成し、件名をつけて保存できる。保存したテンプレートは、「オリジナル作成」ボタンから呼び出して、「メール」や「SMS」でメッセージを作成可能だ。出先ですばやく対応したい方は、よく書く文面を数パターン作成しておくと、そつない対応ができるだろう。

 iPhoneで本格的な長文を書かない場合でも、作成したテンプレートをパソコンで使うアドレス宛てに送信するなどして活用できる。さらには、メールだけでなく、Web媒体上での説明文やFAQなどでも大いに役立ちそうだ。

 メールは、誰かが手取り足取り教えてくれるわけではない。当たり前のように使っている表現は、もしかしたら誤りかもしれない。実はもっと効果的な伝え方があるかもしれない。そのような疑問を感じた方は、1度確認してみるといいだろう。

「ビジネスメール文例辞典」のセクション一覧「基本の対応」のインデックスQ2「メールで意識して使うとよい言葉は?」の解答と、すぐ使える基本文例
Q2「メールで意識して使うとよい言葉は?」の応用フレーズと解説Q2「メールで意識して使うとよい言葉は?」のNGフレーズと解説目を通しておきたい「間違いやすい敬語」
例文を表示した状態で「メール」ボタンをタップすると、文章を指定したメールの作成が可能になる意識しておきたい項目は、「お気に入り」に登録すると読み返しやすい例文をもとに、オリジナルのテンプレートも作成して保存できる



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2012/2/15 06:00


すずまり
プログラマからISPの営業企画、ウェブデザイナーを経て、現在はIT系から家電関連まで、 全身を駆使してレポートする雑食性のフリーライターに。カメラを中心にガジェットを好む。趣味は写真と料理。
主な著書に「Facebook仕事便利帳」「iPhone 4 仕事便利帳」(ソフトバンククリエイティブ)など。ど。