カード式の暗記帳が作れる「メモメモ暗記帳」
アプリ名 | メモメモ暗記帳(Ver. 2.2.0) | |
こんなときに | メモ付きの暗記帳を作成したい、いろんな暗記帳を持ち歩きたい | |
価格 | 85円 | |
販売 | Satoshi Horiguchi (C)Satoshi Horiguchi | |
URL | http://itunes.apple.com/jp/app/id434517635 |
●自動再生、メモ、編集、バックアップが可能な暗記帳ができる
社会人になっても勉強は終わらない。資格取得ではなくても、業務で覚えたい用語などはあるはずだ。以前、写真に撮ったものなら、なんでも穴埋め問題風になるアプリをご紹介した。穴埋め問題の場合、周辺に書かれたものとの相関関係が、ある程度ヒントになるが、単語、用語をピンポイントで覚えたいときもある。単語を覚える定番といえば、自分で書いてはめくる「暗記カード」だろう。
今回ご紹介するのは、iPhoneが暗記カードになるアプリ「メモメモ暗記帳」である。作成した暗記帳のカードは、タップでめくれるのはもちろんのこと、自動めくり機能がついており、任意のスピードで再生できる。特定のカードの非表示機能や、表示順の入れ替え、ワード検索や、表裏の切り替え、作成済みカードの編集機能もサポートしている。当然のことながら、どれだけ作成しても荷物にならず、使いすぎて劣化することもなければ、バッグの中で暗記カードがバラバラになる心配もない。このあたりは、紙の暗記カードにはない、アプリならではの特徴といえるだろう。
メモメモ暗記帳。広告付きの無料版も用意されている |
新しく単語カードの束を作成するときは、「新しい暗記帳を作成」を選ぶ。カードの作成は、アプリ内で表と裏のデータを1つずつ登録してもいいが、量が多いと非常に手間のかかる作業となる。そんなときは、作成しておいた暗記帳に、パソコンで作成したテキストファイルを、iTunesの「ファイル共有」で取り込めば一気に登録できる。
読み込み可能なテキストファイルは、UTF8エンコードのタブ区切り、またはカンマ区切りで、1行につき「表面の単語(タブ)裏面の単語;」と表記すれば、質問と回答1セットとして認識される。なお、テキストファイルの読み込みは、作成済みの暗記帳への新規カード追加にも有効だ。
「メモメモ暗記帳」では、1枚のカードに、表3個、裏3個の最大6個までメモを記入できるのも特徴の1つ。答えのヒントはもちろん、要注意単語へのマークや、一緒に覚えておきたいフレーズを2色で表示できるので便利だ。
メモを追加したいときは、左から2つめのアイコンをタップし、2色のマーカーのうち1つを選択し、カード上をなぞる。するとテキスト入力ボックスが表示される。作成済みのメモは編集、削除できるので、習熟度に合わせて活用するといいだろう。
覚えてしまったカードは、長押ししてからドラッグすると隠せる。隠したカードは、「暗記帳リストの表示」から暗記帳を選んでカードリストを表示すれば、再表示設定もできる。また、表示するカードの順番もあとから変更可能だ。
作成した暗記帳は、テキストファイルとして書き出しもできる。書き出したファイルは、iTunesの「ファイル共有」でパソコンに取り込める。メモ付きで保存できるので、大事な暗記帳はバックアップしておくと安心だろう。
英語をタップすると、カードがめくれて、上段に答え、下段に次の質問が表示される。上下がセットではない | 新しい暗記帳を作るには、左から3つめのアイコンをタップし、[新しい暗記帳を作成]を選択 | 暗記帳の名前を入力する | 暗記帳ができたら、画面左のアイコンをタップ |
[新規カード]を選ぶと、カード(単語)単位で登録できる | 上に質問、下に答えを入力 | 左から3つめのアイコンをタップし、[ファイルの読み込み]を選ぶと、作成済みのテキストファイルから、まとめてデータを取り込める | 60件分のカードが一気に登録された |
用意しておいたテキストファイル | メモを付加する際は、左から2つめのアイコンを選択 | オプション設定ではカラー、フォントサイズ、カードの裏表、カードの追加位置を指定できる | フォントサイズを最大にした状態 |
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2012/5/9 06:00
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