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【使いこなし編】第299回

カメラよりもきれいにスキャン可能! PFUの小型スキャナー「ScanSnap iX110」で書類を読み取る

 バッテリー内蔵でどこでも使えるハンディ型のドキュメントスキャナー「ScanSnap iX110」の活用を、前回から実践している。今回は、ScanSnap iX110で実際にスキャン操作をしてみよう。

 前回解説したセットアップの直後であれば、ScanSnap iX110とスマートフォンがWi-Fiでつながった状態になっている。

セットアップ後、ScanSnap iX110とスマホはWi-Fiで無線接続している状態になっている

「ScanSnap iX110」でスキャン操作を行う

 ScanSnap iX110の給紙カバーを開けると電源が入り、Wi-Fi接続インジケーターが青で点滅し、しばらくすると青の点灯に切り替わる。

 その後、スキャンしたい原稿(A4サイズまでの書類、名刺など)を、スキャン口の給紙部にそっと触れさせると、ローラーが反応して「キュッ」とわずかにくわえて止まる。スキャンされるのは上面側になるため、向きを合わせておこう。

ScanSnap iX110の給紙カバーを開けると電源が入る。Wi-Fi接続インジケーターが青く点灯するまでしばらく待つ
スキャンしたい原稿を、給紙部にそっと触れて、くわえさせる

 「ScanSnap Home」を開くと、ScanSnap iX110を検索するインジケーターがクルクルと回転する。接続完了するとバッテリー状態表示に切り替わり、[Scan]ボタンがタップできるようになる。原稿の準備ができたら[Scan]ボタンをタップする(ScanSnap iX110本体のScanボタンでもOK)。

 スキャン形式は[PDF]と[JPEG]から選択できる。本や書類のようなページ形式にしたければ[PDF]を選び、1枚ごとの画像としたければ[JPEG]を選ぶ。どちらも画像としてスキャンされる。

ScanSnap Homeを開くと、検索するインジケーターがクルクルと回転するので少し待つ。スキャンする形式とカラーモードを選ぶことができる
スキャン形式は[PDF]と[JPEG]から選択できる
通常は[自動]でいいが、[カラー]と[グレー]を選ぶこともできる
接続が完了するとバッテリー状態表示に切り替わる。原稿の準備ができたら[Scan]ボタンをタップ

 ScanSnap Homeの[Scan]ボタンをタップすると、原稿が吸い込まれてスキャンが開始し、完了すると背面から排出される。

[Scan]ボタンをタップすると、原稿が吸い込まれてスキャンされる
スキャン中の画面
1枚目のスキャンが完了した

 ScanSnap iX110は片面スキャンのみ対応しているので、裏面がある場合には、そのまま裏を上にしてスキャン口に当てると自動的に吸い込まれてスキャンされる。また、複数ページをスキャンする場合にも、この作業を繰り返すことで一度にスキャンできる。

 スキャンを終了させたい場合には、ScanSnap Homeの[スキャンを完了する]をタップすると終了する。

裏面がある場合には、そのまま裏を上にしてスキャン口に当てる
なぜか上下が逆さまにスキャンされた。これは後で修正しよう。[スキャンを完了する]をタップすると終了。
スキャン結果がプレビューできる。ファイル名の変更や画像修正も可能だが、ここはいったん[完了]させておく。スキャンに失敗した場合には[破棄]を選んで、最初からやりなおしてもいい

 ScanSnap Homeの下部にある[データ]をタップすると、スキャンされたデータを一覧で確認できる。たまに異なる向きでスキャンされてしまうことがあるので、結果を確認しながら修正していくとよい。

ScanSnap Homeの下部にある[データ]をタップすると、スキャンされたデータを一覧で確認できる。タップして表示してみる
ピンチイン&アウトで拡大縮小もできる。編集ボタンをタップする
回転したいページにチェックを入れて、回転ボタンを正常な向きになるまでタップする。確定させるには[保存]をタップする
向きの修正ができた

 原稿が複数あるときは、この操作を繰り返すことになる。スマートフォンのカメラで撮影する場合と比べて位置調整や明度調整に毎回気を使わなくても均質なスキャンができ、慣れればかなりのスピードでスキャンできるので、書類を読み込む作業が多い場合でも、とても効率的だ。

 ちなみに、コピー用紙などの薄い紙をスキャンする場合には、排出ガイドを開けることで手前側に戻ってくるようにもできる。

排出ガイドを開けてスキャンすると、原稿が手前側に戻ってくるようになる

今回の教訓(ポイント)

スマホからWi-Fi接続で、手軽に均質なスキャンができる
ScanSnap iX110は片面スキャン専用のため、裏面も手動でスキャンが必要

村上 俊一

1965年生まれ。明治大学文学部卒。カメラマン、アメリカ放浪生活、コンピューター雑誌編集者を経て、1995年からIT系フリーライターとして活動。写真編集、音楽制作、DTP、インターネット&ネットワーク活用、無線LAN、スマホ、デジタルガジェット系など、デジタル関連の書籍や雑誌、ウェブ媒体などに多数執筆。楽曲制作、旅行、建築鑑賞、無線、バイク、オープンカー好き。