インボイス制度に備える

インボイス制度の開始まであと2カ月! 免税事業者が「今すべきこと」とは? マンガと図解で解説

「マンガと図解でよくわかる インボイス 消費税の基本と手続きの仕方がわかる本」発売

 10月1日からスタートする「インボイス制度(適格請求書等保存方式)」によって、これまで免税事業者だったフリーランスや自営業者はどのような影響を受けるのか? そもそも、インボイス発行事業者(課税事業者)になるべきなのかどうか?

 免税事業者が「今知りたいこと」「今すべきこと」をマンガと図解でわかりやすく解説したという書籍「マンガと図解でよくわかる インボイス 消費税の基本と手続きの仕方がわかる本」(酒井富士子 著/西原憲一 監修)を、株式会社インプレスが7月25日に発売した。定価は1760円。

 同書では、インボイス制度および消費税の仕組みについての基礎を解説するとともに、インボイス発行事業者になるべきかどうかの判断について、職種・年収のケース別にアドバイス。さらにインボイス発行事業者になるための登録申請方法、請求書や納品書の発行・保存、経費精算、確定申告の仕方なども掲載しており、「制度開始から開始後に必要な知識が全てわかる」としている。

 具体的には、「インボイスってそもそもどんな制度?」「消費税の基本を押さえ、登録を検討しよう」「職種別! インボイス利用の最適な解答」「インボイスの登録申請手続きをしよう」「インボイスはどのように使えばいいの?」「インボイスと経費精算ってどう関係する?」「確定申告で消費税を納めるには?」という章で構成。特に、インボイス発行事業者になるための登録申請方法については、紙版とe-Tax版(WEB版・SP版)に分け、手続きの手順を具体的に解説。手順通りに記入・入力していけば手続きが行えるようにした。

 1)年収1000万以下のフリーランス・自営業者(売り手・買い手)、2)免税事業者に留まるべきか、課税事業者になるべきか悩む人、3)インボイス発行事業者になるための手続きが知りたい人――などにお勧めだとしている。

難しいインボイス制度や消費税の仕組みについて、マンガと図解を用いて解説
基礎となる部分は、免税事業者が主人公のマンガで解説しているため、「自分事として読める」という