週刊Slack情報局

Slack、「はたらき場所改革」をテーマにウェブサイトを開設、夏野剛氏らのウェビナーを配信

  Slack Japan株式会社は、ウェブサイト「Slack はたらき場所改革」を開設した。有識者によるウェビナー、インタビュー、Slackの導入事例が公開される。「『これまでの働き方』から解放され『未来の働き方』へシフトしている」として、「各界のリーダーたちに学んだ5つのポイントを、みなさんにお伝えする」という。

 ウェビナーは、はたらき場所改革に必要とされている5つの「解放」をテーマに、5人の有識者が行う。

 具体的には、小室淑恵氏(株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長)による「時間・物理的制約からの解放|柔軟な働き方を支える『デジタルワークプレイス』という職場」、夏野剛氏(慶應義塾大学政策・メディア研究科特別招聘教授/株式会社ドワンゴ代表取締役社長)による「セクショナリズムからの解放|部門・組織横断で加速するイノベーション創造」、沢渡あまね氏(あまねキャリア工房代表)による「動きの遅い企業体質からの解放|『タテ』『ヨコ』連携で組織スピードを加速」、澤円氏(株式会社圓窓代表取締役)による「古い企業カルチャーからの解放|『個』と『組織』の成長を促すフラットな組織」、平野未来氏(株式会社シナモン代表取締役社長CEO)による「アナログワークからの解放|分散型ワークを支える業務のデジタル化」が挙げられている。

 また、5つの解放に関して行うウェビナーの登壇者へのインタビューも公開される。

「Slack はたらき場所改革」のウェビナーの登壇者。左から、澤円氏(株式会社圓窓代表取締役)、小室淑恵氏(株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長)、夏野剛氏(慶應義塾大学政策・メディア研究科特別招聘教授/株式会社ドワンゴ代表取締役社長)、沢渡あまね氏(あまねキャリア工房代表)、平野未来氏(株式会社シナモン代表取締役社長CEO)

 これらウェビナーは、順次、実施されており、アーカイブとレポートが閲覧できる。いずれも無償で公開されており、氏名やメールアドレスなどを登録すると利用できる。

 なお、6月中旬からは、アスクル株式会社、ソフトバンク株式会社、トヨタ自動車株式会社、株式会社マスヤ、生活協同組合コープさっぽろにおけるSlackの導入事例が公開される予定。

一般企業でも利用が広がっているビジネスコミュニケーションツール「Slack」。Slack Technologiesの日本法人であるSlack Japanはこのツールのことを“ビジネスコラボレーションハブ”と表現しており、あらゆるコミュニケーションやツールを一元化するものと位置付けている。本連載「週刊Slack情報局」では、その新機能やアップデート内容、企業における導入事例、イベントレポートなど、Slackに関する情報をお届けする。