テレワークグッズ・ミニレビュー
第166回
あわや大惨事!! 夏になるとなぜか剥がれるSwitchBot ロックUltraの両面テープ問題に終止符を打つ
2026年9月4日 15:16
以前にも紹介したが、我が家では玄関の鍵にSwitchBotのロックUltraと顔認証パッドを使っている。
特に顔認証パッドがあることで、両手が塞がっているときでも解錠できるのはスゴく快適だ。現在はさらに新しい顔認証パッドProというのも登場していて、そちらは手のひら静脈認証にも対応している。太陽の角度によっては顔認証がうまくいかなかったり、手が濡れていると指紋認証も使えなかったりするので、静脈認証があればそれはそれで便利そうだ。
さて、そんなわけで快適に使っているのだが、1つ問題が起きた。それがロックUltraの両面テープが剥がれてきてしまうという問題。最初のうちは強く押しつけることで復活していたのだが、徐々にそれも効かなくなり、先日外出して帰宅すると、解錠できない状態になってしまっていた。幸い家族が家にいたので大事には至らなかったが、家族全員で出かけていたら大惨事である。
以前使っていたロックProの時は、両面テープが剥がれたことは一度もなかったし、逆に剥がすのにめちゃくちゃ苦労させられたぐらいだったのだが、どうも両面テープの種類がUltraから変わっているのかもしれない。よくも悪くもきれいに剥がれやすい印象だ。
さらに、ロックUltraが剥がれやすい大きな要因がある。
スマートロックは、サムターン(鍵のつまみ)を回すという仕組み上、つまむ部分をサムターンの高さに合わせて取り付ける必要がある。
そこで従来のロックProでは、本体と足のパーツが別体になっていて、サムターンの高さに合わせて足パーツの取り付け位置を調整して固定する構造だった。
それに対してロックUltraでは、サムターンを回す部分が奥へとスライドする構造になっていて、ある程度までの高さ調整は、そのスライドで吸収できる仕組みになっている。
おかげで足の高さ調整が不要になったし、なにより別パーツの足がないので、見た目にもとてもすっきりするようになった。
だが、このスライド機構の調整はバネの力で行っているので、常にサムターンを押すようになっている。つまり、常に本体を剥がそうとする方向にバネの力が働いてしまっているわけだ。非常によくできた機構なのだが、これが両面テープが剥がれやすい一番の原因だろう。
くわえてあくまで推測だが、熱の問題もある気がしている。
というのも、実は両面テープが剥がれるのはこれが初めてではない。そこで前に剥がれたのがいつだったかを調べてみたところ昨年の夏だった。昨年も徐々に酷くなっていって、9月頭に新しいテープで貼り直したところ、その後は問題なかったのが、再びこの夏に剥がれ始めた。一度剥がれ始めても、グッと押さえ付ければ復活するのだが、またしばらくすると剥がれ始める。そして偶然かもしれないが、特に暑い日に剥がれることが多かった印象。
そう考えると、バネの力に加えて、暑さによって両面テープの粘着力が弱まっているのが原因なんじゃないかという気がしている。
両面テープ以外に装着する方法はないか?
SwitchBotの公式ストアでは両面テープだけで販売されているので、それを買い直そうかとも思った。しかしこの調子だと来年の夏にはまた剥がれそうだ。
そこでなにかいい手はないかと探したところ、見つけたのが、マグネットの力で固定するベースマウントだ。ロックUltraには別売のアダプターなどを取り付ける場合のネジ穴があるので、その穴を使ってベースマウントにネジ止め。ベースマウントには強力なネオジウム磁石がついているので、その磁力で金属製のドアに固定できるという。
もともと賃貸物件などで使うものとして、作られたようだが、我が家の玄関も金属製なので、試してみる価値はありそうだ。
Amazonを探すと、2つ製品が見つけられた。1つは3Dzというブランドの「SwitchBotロックUltra専用 マグネットベース」という製品。その名の通りロックUltra専用なうえ、高さ調整アダプターなどとは併用できないという。そして価格は4800円。
もう1つはVinffyというブランドの「SwitchBot 強力マグネットプレートセット」という製品。こちらは2026年新開発とあって、3Dzのものより新しそう。さらにこちらはロックUltraにくわえてロックProにも対応。また高さ調整アダプターにも対応するという。しかもスマートロック本体だけでなく、顔認証パッド用のマグネットマウントもセットになって価格は2499円。
想定外の落とし穴! 我が家のドアには取り付けられないだと?
そんなわけで価格も安いしどう考えてもVinffyのほうがいいだろうと選んだのだが、実際に届いてみたら、我が家では使えないことが判明した。
その理由というのがプレートの形状だ。なんでこんな形になっているのか分からない(もしかしたらロックProと共用のためなのかも)が、なぜかロックUltra本体より縦方向に大きく(22mmほど)はみ出すような形状になっていて、そのはみ出した部分が筆者の玄関だと、ドアハンドルにぶつかってしまうのだ。
上下を逆にしてみるが、今度はドアガードに干渉してしまって付けられない。Amazonの製品写真でも確かに少しはみ出しているようには見えたが、ここまで大きくはみ出すとは思っていなかった。
そこで仕方が無いので、3Dzの製品を買い直してみた。ただ、こちらも何cmはみ出すのかといった情報が掲載されていないので、イチかバチかだ。
で、結論からいうと、こちらもダメだった。以下にサイズ感の分かる写真を入れておくので、どうか筆者の屍を越えていってほしい。
そして写真を見てもらえば分かるが、上下の飛び出しぐあいはどちらもほとんど同じだった。なので、横方向にはみ出さない分、Vinffyのほうが装着の自由度は高いだろう。3Dzのほうのメリットとしては、高さ(厚さ)が5mmとVinffyより1mm薄いのと、全周を覆う形なので、横から見たときにすき間ができない。また、マグネットも広い範囲に配置される、マグネットの数も1つ多いので、固定力ではおそらく3Dzのほうが優れると思う。
リューターで削ってなんとか取り付け!!
さて、どうしたものか。また剥がれる覚悟で両面テープを買うか? あるいは見た目はかっこ悪いが斜めに取り付けるか?
いろいろ考えた結果、削ることにした。ダイヤルが下になるようにすると、干渉するのはドアガードの台座の部分だけ。縦横1cm弱、しかも厚みも5mmもないぐらいなので、その部分だけ削ってしまえば取り付けはできそうだ。
Vinffyと3Dz、それぞれを観察してみると、3Dzはちょうどその部分にマグネットがある。マグネットはネジ止めされているようなので、1つだけマグネットを外せばいけそうではある。もともとVinffyよりマグネットの数が1つ多いので、それでも磁力は十分だろう。
ただ、Vinffyのほうを確認すると、その場所はただのプラスチックのプレートになっていて、マグネットもないので削るのも簡単だ。いっそのこと、このマグネットも何もないただの出っ張り部分をまるごと切り落としても良いんじゃないかとも考えたが、この出っ張りにもなにか強度的な意味などがあるのかもしれない。なので、まずは干渉する箇所だけを削ることにした。それぐらいであれば、大きな影響が出ることはないだろう。
ということで、電動リューターを使ってガリガリと削っていく。すると突如貫通。中の空洞が現れた。てっきり一枚ものなのだと思っていたら、2枚を合わせた構造になっていた。あぶないあぶない、もし出っ張り部分を全部切り落としていたら、見た目にも悪いし、強度的にもあやしくなっていたことだろう。
そんなわけで干渉する箇所だけを削り落として装着完了。裏側だけを削るようにしたので、見た目的にも言われなければ分からないぐらいきれいに装着することができた。
強度としても、普通に使っている分には外れることはなさそうだ。ハイスピードで施錠、解錠を繰り返してみたが、グラついたりズレたりする様子はない。ただし手で強く引っ張れば外れるぐらいなので、たとえばドカっと倒れかかるとか、重い荷物をうっかり勢いよくぶつけるとか、そういうことがあれば外れる可能性はあるだろう。
ただ、夏の暑さで弱まるという心配はないので、外出中に外れるような可能性は低いだろう。また、剥がした後に両面テープが残るとか、その両面テープでドアを傷めるという心配もないので、筆者のようにテープが剥がれて困っている人はもちろん、賃貸物件で傷を付けたくない人にもオススメできると思う。
ちなみに顔認証パッド用のベースプレートもあったのだが、こちらはもともと貼り付けた台座が、両面テープでがっちり固定されてしまっていて、外せる気がしないので、現状は使っていない。将来的に剥がす機会があったら交換しようと思っている。
INTERNET Watch編集部員やライター陣が、実際に使ってオススメできると思ったテレワークグッズをリレー形式で紹介していく「テレワークグッズ・ミニレビュー」。もし今テレワークに困りごとを抱えているなら、解決するグッズが見つかるかも!? バックナンバーもぜひお楽しみください。



































