「vPro友の会」情報
ネット越しのPCをコマンドラインで電源オン! PowerShellのコマンドレットでvPro搭載PCを操作する
2024年6月4日 06:00
リモートワークが広まったことで増えたのがPCの持ち出し。どこでも仕事ができるようになって便利になった一方で、PCを管理する情シスにとっては苦労のタネにも。
そんな情シスの強い味方になってくれるのが、インテルの中でも最高のセキュリティ性能を持ち、さらに遠く離れた場所からでもPCを起動したり、BIOSをアップデートしたりできてしまうインテル vPro プラットフォームだ。
そんなインテル vPro プラットフォームの特徴や設定方法について、元インテルのエンジニアが解説している「vPro友の会」が更新された。
PowerShellのコマンドレットでPCを遠隔操作する
今回更新された第17回では、前回、PowerShellに追加したコマンドレットでvPro搭載PCを操作しています。
記事中で紹介している操作は、本命ともいえる「電源状態の操作」(Invoke-AMTPowerManagement )のほか、電源状態の取得(Get-AMTPowerState)やファームウェアバージョンの取得(Get-AMTFirmwareVersion)など。パスワードの扱いや、複数台のPCに対する操作例なども紹介しています。
これらを活用すると、PCの電源操作を自動化することも可能。例えば、タスクスケジューラーと組み合わせて、「毎朝8時にPCを自動起動させる」といったことも行えます。
- 第1回 note、はじめました。
- 第2回 現在のインテル vPro プラットフォームについて
- 第3回 セキュリティやシステム管理関連の機能について
- 第4回 vPro の機能、どうすれば使えるの?
- 第5回 インテル AMTのプロビジョニングについて
- 第6回 インテル AMTのManual Setup and Configuration (前編)
- 第7回 インテル AMTのManual Setup and Configuration (中編)
- 第8回 インテル AMTのManual Setup and Configuration (後編)
- 第9回 インテル AMTのHost-based setup and configuration
- 第10回 インテル vPro プラットフォーム向けにインテル社から現在一般提供されているツールについて
- 第11回 インテル EMAでクライアントPCの管理を行う(構築編)
- 第12回 インテル EMAでクライアントPCの管理を行う(設定編)
- 第13回 インテル EMAでクライアントPCの管理を行う(クライアントPC接続編)
- 第14回 インテル EMAでクライアントPCの管理を行う(Admin Control Mode編)
- 第15回 インテル EMAでクライアントPCの管理を行う(Admin Control Mode編2)
- 第16回 Intel vPro Technology Module for Windows PowerShellを使ってみる(1)
- 第17回 Intel vPro Technology Module for Windows PowerShellを使ってみる(2)