「vPro友の会」情報

ネット越しのPCをコマンドラインで電源オン! PowerShellのコマンドレットでvPro搭載PCを操作する

 リモートワークが広まったことで増えたのがPCの持ち出し。どこでも仕事ができるようになって便利になった一方で、PCを管理する情シスにとっては苦労のタネにも。

 そんな情シスの強い味方になってくれるのが、インテルの中でも最高のセキュリティ性能を持ち、さらに遠く離れた場所からでもPCを起動したり、BIOSをアップデートしたりできてしまうインテル vPro プラットフォームだ。

 そんなインテル vPro プラットフォームの特徴や設定方法について、元インテルのエンジニアが解説している「vPro友の会」が更新された。

PowerShellのコマンドレットでPCを遠隔操作する

 今回更新された第17回では、前回、PowerShellに追加したコマンドレットでvPro搭載PCを操作しています。

 記事中で紹介している操作は、本命ともいえる「電源状態の操作」(Invoke-AMTPowerManagement )のほか、電源状態の取得(Get-AMTPowerState)やファームウェアバージョンの取得(Get-AMTFirmwareVersion)など。パスワードの扱いや、複数台のPCに対する操作例なども紹介しています。

 これらを活用すると、PCの電源操作を自動化することも可能。例えば、タスクスケジューラーと組み合わせて、「毎朝8時にPCを自動起動させる」といったことも行えます。

【Invoke-AMTPowerManagement の利用例】