2009/10/13~10/18


 先週は、ミニブログサービス「Twitter」の携帯電話向けサービス(twtr.jp)が開始された。これまでも、携帯から閲覧することはできたが、キャリアによってURLが異なるなど、利用しづらいものだった。今回、ユーザー情報の変更が携帯でも可能になったほか、絵文字にも対応した。

 「Twitter」の新たな携帯向けサービスは、数週間前からTwitterのバナースペースで告知されており、アクセスすると新サービスの開始を予感させるティザーサイトが表示された。ちなみに、現在は「ツイッター・公式ケータイ(beta)」の紹介ページになっている。

 なお、新携帯版はベータバージョンとして公開した。今後、随時機能追加を行い、「近い将来にはTwitterへの新規登録も携帯で可能になる」という。

 15日に開催された「Tweetup Tokyo 09 Fall」で、米Twitter共同創業者の1人であるビズ・ストーン氏は、Twitterのプロトタイプから携帯での利用を想定していたと話した。今後も携帯サービスに注力していくにあたり、日本市場を重要視しているという。今回の新携帯版は日本先行となるもので、そこで得たノウハウを世界展開にどう生かすのか注目したい。

 また、日本の携帯キャリアの動きとしては、ウィルコムが公式コンテンツにTwitterを加えた。さらに、11月発売の同社最新モデル「HONEY BEE 3」では、初期設定のメニュー画面にTwitterのショートカットを用意する。このほか、auが公式アカウントを開始し、19日に行われる新商品発表会の模様を実況すると発表した。Twitter関連の機能を持つ機種が現れるのか注目される。

MSが10月の月例パッチ13件を公開、“緊急”8件、“重要”5件
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091014_321525.html
 14日、マイクロソフトが月例のセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)13件を公開した。脆弱性の最大深刻度は、4段階で最も高い“緊急”が8件、2番目に高い“重要”が5件。既に悪用が確認されている脆弱性も含まれている。

Adobe Reader/Acrobatの最新版公開、多数の脆弱性を修正
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20090910_314580.html
 米国時間の13日、Adobe SystemsはAdobe Reader/Acrobatの脆弱性を修正するセキュリティアップデートを公開した。CVE番号ベースで29件の脆弱性を修正。最新版のバージョン9.2.0が公開されたほか、旧バージョンのユーザー向けにバージョン8.1.7およびバージョン7.1.4が公開された。

テクノラティジャパン、10月23日でサービス終了
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091014_321637.html
 14日、テクノラティジャパンが同社のサービスを10月23日12時で停止すると発表した。「technorati.jp」で提供していたブログ検索サービスのほか、APIや、Impress Watchと共同運営していた家電やAV、IT機器の情報サイト「Hyobans」も終了する。

「Twitter」携帯版がオープン
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091015_321903.html
 15日、デジタルガレージと米Twitterは、ミニブログサービス「Twitter」の携帯電話対応版(β版)をオープンした。絵文字入りの投稿に対応し、異なるキャリアの端末同士でも正しく表示される。投稿だけではなく、名前や場所、自己紹介、アイコン画像など、ユーザー情報の変更もできる。

JEITA、「デジタル専用DVD録画機は補償金対象外とすべき」
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20090909_314352.html
 16日、電子情報技術産業協会(JEITA)が、「アナログチューナー非搭載のDVD録画機も私的録音録画補償金制度の対象機器に含まれる」と文化庁から回答があったことに対して、「到底理解できるものではなく、回答は撤回していただくことが必要」とする見解を発表した。


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(編集部)

2009/10/19 11:33