みんなの在宅ワーク

第18回:石川真弓(株式会社メルカリ Brand Magamenet & PR)の在宅ワークスタイル

非ガジェット武装、再現性の高さと快適性にこだわる「ダイニングテーブル環境」

 こんにちは。IT企業で働いている石川真弓(@mayumine)です。2月下旬から原則在宅勤務となり、もうすぐ5カ月。非ガジェット武装、再現性の高さを求めて行き着いた私の在宅ワーク環境をご紹介します。

在宅ワークの環境

「いかにダイニングテーブルで快適に仕事ができるか」を追求

 我が家は1LDKに夫と3歳の子どもと3人暮らし。夫も在宅勤務となったため、いかにお互い干渉せず、うまく空間を分けられるかどうかがポイントでした。夫は簡易的な書斎スペースを、私はダイニングテーブルでの勤務環境を構築しました。

ダイニングテーブルでの仕事環境
MacBookとiPadを片付けるだけで、食事もすぐにできるように
MacBookとiPadは後ろの棚にしまう
ごちゃごちゃしたコードを排除すべく、テーブルの下にマグネットシートで電源タップをくっつけて配線も処理しスッキリ
AirPodsやiPhoneはワイヤレス充電
お気に入りのチタンコップ。高いのですが、軽いし割れない、保温・保冷性能に優れていて、お茶からコーヒーからビールまで使えて超万能で、水滴がつかないのでコースター不要で最高。1日100回は口をつけるコップなのでこだわって良いと思います

 窓の外の家庭菜園で癒やされ、天気の良い日は窓を全開にし風を仰ぎ、アロマも置いて、自宅ならではのスッキリ快適環境を追求しました。

非ガジェット武装、ハードウェアは「Apple縛り」

 PCは2019年後半に登場した最新の16インチMacBook Proです。画面ひろびろ、ブラウザーのタブを開きまくってSidecarでiPadにつないでオンラインMTG……という無駄にリソースを駆使しまくっても滑らかにサクサク処理する屈強なマシンです。

 今勤務している会社では、常に最新スペックのPCがストックされ、必要あれば申請してすぐに新しいものを手配してくれるという方針なので、大変ありがたいです。

オンラインMTGは、iPad ProをSidecarで接続して外付けディスプレイ化し、Ten One Design Mountieというデュアルグリップ式マウントで2画面化して利用

 Sidecarで繋がず、iPad単体で資料を閲覧したり、オンラインMTG用として使っても良いのですが、扱うマシンは1リソースにした方が私はやりやすいという結論に至りました。

 ウェブカムはいろいろ試した末に、MacBookのインカメラでええやん、という結論になりました。なぜなら一眼レフは言わずもがな、iPhoneやiPadのインカメラですら解像度が高すぎるのです。つまり、映らなくて良いシミやシワがきれいに映る。アラフォーの顔を映すのに解像度は不要です。

 適度な解像度のMacBookのインカメラ、横から差し込む自然光、それにSnap Cameraのclear skinレンズで肌のアラをごまかせば完璧です。

 オンラインMTGは毎日何件もありますが、職務上、登壇とか配信とか頻繁にするわけでもないので、マイクはAirPodsで十分です。外付けディスプレイもマウスもキーボードも使わないエクストラガジェット非武装主義で、自宅以外の場所でも同じ環境で仕事できる再現性の高さにこだわりました。

石川真弓の在宅ワーク環境

  • メインPC:MacBook Pro(16インチ、2019)
  • ディスプレイ:2画面
  • キーボード:MacBook Pro
  • マウス/トラックボール/トラックパッド:MacBook Proのトラックパッド
  • カメラ:MacBook Proの内蔵カメラ
  • マイク/ヘッドフォン/スピーカー:AirPods
  • ビデオ会議サービス:Google Meet/Zoom
  • 机:ダイニングテーブル
  • 椅子:家にもとからあったオフィスチェア
  • その他小物:iPad Pro、Ten One Design Mountie、チタンカップ、家庭菜園

石川 真弓

株式会社メルカリ Brand Magamenet & PR。ライター、旧式ブロガー、著書に「HDR写真魔法のかけ方レシピ」。3歳の娘と13歳のオカメインコを育ててます。