みんなの在宅ワーク

第17回:兼業ライター 浦和武蔵の在宅ワークスタイル

“ヲタ活”に全力すぎて14年間なんの改良・改善もしていない、1畳未満の作業スペース

 COUNT DOWN TVをご覧の皆さんこんばんは。浦和武蔵です。

 今回ちょっとした縁があり、「みんなの在宅ワーク」連載に参加させていただくことになりました……が、最初に言っておきますと、残念ながら今回はなんの参考にもなりません(笑)。強いて言えば「悪い例」として見ていただければと……。

浦和武蔵(本人)

仕事効率化? 何それ食えんの?

 私はフリーだったり会社勤めだったりで14年間文筆業をやっていますが(現在は会社勤めをしながらの兼業ライター)、ず~っと狭い自宅の一室の、1畳にも満たないスペース作業しています。机と椅子は高校を卒業して実家を出るときに親から買ってもらったもので、よくニトリなどで5000円前後で売っているような、折り畳みテーブル&チェアセットを使っています。

机の上

 もっと広いスペースがあれば、仕事の効率化にもつながりそうですが、もともと部屋の片づけが苦手で、年中金欠なので、自宅作業の環境改善は後手後手。環境改善よりも、“オタグッズ”購入や“現地参戦”などの“ヲタ活”優先です。

 そもそも家に人を呼ぶこともないので、毎日使うPC周りは、常に自分の好きなモノに囲まれていたいという思いから、必然的に趣味丸出しの(ヲタ活時に持ち歩けない)オタグッズ中心になってしまいました。

実際の作業風景

 ちなみに私はB'z、サザンオールスターズ、クレイジーケンバンド、埼玉西武ライオンズ、浦和レッズ、大宮アルディージャ、大相撲……とヲタ活をしていましたが、今年は浦和武蔵的「2020年の挑戦」の1つとして、1年間ヲタ活をお休み中。そう決断するに至った理由は言うまでもなく“経済的な問題”なのですが。。。

こちらは2013年撮影

 この机、キーボードを置くと本当に限られたスペースでしかマウスを動かせなくなるので、マウスやアナログで絵を描いたり、作業中に食事をとったりするときは、キーボードを左側にずらします。

コンビニのカップ焼きそばさえもスペースを圧迫
コースターが机に貼り付いて固定されてしまったので、飲み物は常に机の端

職場のビデオ会議もこの部屋で

 これまではこの環境でなんとかやってきたのですが、職場でも今春から在宅ワークが始まり、会社支給のノートPCを自宅に持ち帰り、定例会議はZoomで行なうことになりました。

 自宅PCにはウェブカメラがなく、社用ノートでZoomをしたり、今後、私物のノートPCでオンライン会議などをするとしても机にノートPCは置けない……というわけで、机の脇にあるプリンター&スキャナーの上に置いています。

プリンター&スキャナーの上にある、現在愛用中の私物ノートPC(ポータブック)
ノートPCのカメラから撮影した、ビデオ会議で表示される範囲

 思わぬかたちで職場の人に“ヲタ部屋”が晒されてしまうのはもう諦めて開き直るとして、しかしながらノートPCがこの位置にあると、私が画面中央に正面を向いている状態で映るのは難しく、どうしても画面右端で斜めを向いている状態での参加となってしまい、職場の人からは「滝川クリステル」といじられる始末。

たまにはプリンター&スキャナーの上に食事を置くことも

 正直、職場ではこんなキャラではない(と自分では思っている)ので、職場の人がこの記事を読んでいないことを祈ろう……。

浦和武蔵の在宅ワーク環境

  • メインPC:デスクトップPC ツクモ「AeroStream」(詳細失念/2014/Windows 8.1)、ノートPC キングジム「ポータブック」(Windows 10)
  • ディスプレイ:1画面
  • キーボード:ユニットコム「LESANCE KB02」
  • マウス/トラックボール/トラックパッド:UNiQ「サイレントワイヤレスマウス」
  • カメラ:ノートPC(社用or私用)内蔵
  • マイク/ヘッドフォン/スピーカー:ノートPC(社用or私用)内蔵
  • ビデオ会議サービス:Zoom/Google Meet
  • 机:ニトリで購入した(と思う)折り畳みテーブル&チェアセット
  • 椅子:ニトリで購入した(と思う)折り畳みテーブル&チェアセット
  • その他小物:プリンター&スキャナー キヤノン「PIXUS MG3230」、作業用BGM Amazon「Echo Show 5」+「Spotify」

浦和武蔵

2006年からフリーランスと会社勤めを行ったり来たりしている物書き屋。現在、某出版社でモノ・トレンド情報誌のウェブ担当記者兼編集者として働く傍ら、フリーでも細々と活動中。主にゲーム系やスマホ系の記事を執筆。「RBB TODAY」「Engadget(JP)」「ガジェット通信」などに不定期出没。放送作家やリサーチャー、さらにはゲームプランナーやシナリオライターなどをしていたことも。