みんなの在宅ワーク
第12回:中山記男(株式会社トレタ/サラリーマンブロガー)の在宅ワークスタイル
「装着感の良いヘッドフォン環境」が集中力を極限まで高めた
2020年7月10日 07:00
こんにちは! 中山記男(のりお)と申します。
今回ほぼ100%の在宅ワークが会社で導入されるにあたり、もともとフリーランスをしていたこともあって基本的な仕事環境はそろっていた……はずだったのですが、意外なものの導入が集中力を極限まで高めてくれましたので、そちらをご紹介します。
オンラインMTGが増えたせいで外耳炎に
在宅ワークになって増えたものといえば、オンラインのMTGです。そこで標準的なイヤフォンを頻繁に利用するようになったのですが、慣れない長時間の装着が良くなかったのか、早々に外耳炎となりイヤホンの利用がNGとなりました。
そこでヘッドフォン環境に移行するわけですが、せっかくなら……と、Facebookなどで友人におすすめ製品をヒアリングすると、開放型のヘッドフォンがおすすめされました。その特徴は、
- 軽いので長時間の装着でも疲れにくい
- 密閉型ヘッドフォンより自然なサウンドで耳も疲れにくい
- ただし音漏れが酷い
といった感じで、疲れにくいものを選びたい自分には適していそう。音漏れするためオフィスのような集団環境下での利用には向いていないようですが、個人の仕事部屋であればその点も問題がなさそうです。最終的には装着感の評判が良かった、ゼンハイザーのHD599SEを選びました。
開放型ヘッドフォンは装着時でも話しやすい
我が家にはもらいもののUSB DAC内蔵プリメインアンプ兼ヘッドフォンアンプ「Olasonic NANO-UA1a」があったので、こいつを机に移設。MacBook ProにUSB接続して、ヘッドフォンを鳴らします。
するとどうでしょう、軽さと装着感の良いことが、ここまで集中力を高めてくれるとは。音質面でも、従来使っていたイヤフォンや密閉型ヘッドフォンで感じたある種の「圧」が無く、ナチュラル。長時間装着していても全く疲れないため、始業から終業までほぼヘッドフォンを付けて仕事をするようになりました。
欠点と思われていた音漏れですが、これは逆に捉えると環境音などがヘッドフォン装着時でも耳に届くと言うこと。これにより装着時も自分の声が耳から入ってくるため、オンラインMTG時に発話しやすくなりました。これはうれしい誤算です。
いまマイブームなのは、お気に入りのアーティストの曲をかけながら、YouTubeなどにあるカフェの環境音を重ねる再生方法。例えば海外のカフェの音を重ねると、どんな曲でもライブレストランのような雰囲気に聞こえてきます。適度な雑音+BGMはヘッドフォンで高まった集中力をさらに高めてくれました。
以上、音環境を改善することで、在宅ワークでの集中力が向上した!というお話でした。次はマイクを新調したいところ。
中山記男の在宅ワーク環境
- メインPC:MacBook Pro(2020)
- ディスプレイ:1画面
- キーボード:パソコンのキーボード
- マウス/トラックボール/トラックパッド:パソコンのトラックパッド
- カメラ:内蔵カメラ
- マイク/ヘッドフォン/スピーカー:内蔵マイク、ゼンハイザー HD599SE
- ビデオ会議サービス:Zoom/Google Meet
- 机:JVC ビクターインテリア ワークデスク
- 椅子:オカムラ コンテッサ
- その他小物:Olasonic NANO-UA1a(ヘッドフォンアンプ)、自作のフォトブース(買ったものをすぐ撮影できる)、無印良品の自動コーヒーメーカー、クイズ用の○×札(オンラインMTGでの意思表明用)