みんなの在宅ワーク
第9回:池紀彦の在宅ワークスタイル
ゲーム系兼業ライターの在宅ワークは「ゲーム機の誘惑」が悩みの種
2020年6月26日 07:00
ライター業務用環境に会社設備をドッキングして作業環境を構築
サラリーマンモードの主な業務はメール、電話が中心なので、在宅ワークでも全く問題はありません。在宅ワーク環境は、自室のライター業務環境に会社用のPCなどを追加して構築しています。
手前の「ThinkPad Helix」はライター業務用、右隣がPCゲームを遊ぶためのゲーミングノート「ガレリア GCF1060G-E」。この2台を、マイクロソフトのフリーソフト「Mouse without Borders」を使って手前にあるThinkP Helixのキーボードとトラックポイントで操作しています。
在宅ワークの主役は、左上に設置した会社から借りているノートPC「dynabook KIRA V834/W8K」で、これを右上の小型2Kディスプレイと接続してマルチディスプレイを構築。キーボードは「レノボ・ジャパン ThinkPad トラックポイント・キーボード」を有線接続で使用しています。
仕事モードの切り替えが難しい在宅ワーク。充実のゲーム環境は誘惑の嵐
この複合環境における最大の難点は、「通勤時間がなくなったことで、気持ちがなかなかサラリーマンモードに切り替わらないこと」です。
また、作業エリアにはゲーム記事を書くために各種ゲーム機が遊べる環境がそろっています。これがすさまじい誘惑の嵐。在宅ワーク中はうっかりゲームをプレーしないようにそこに意識を集中していますが、業務終了後はかなりの疲労感に襲われます。ゲームできる環境でゲームを我慢することの辛み……。
また、会社に比べて自宅のディスプレイはサイズが小さく、ゲームなら十分なのですがメールやチャットなど業務での利用にはちょっと、文字が小さすぎて読めないというのも悩みの1つです。
ビデオ会議はスマホが安定。お金もかからずオススメ
在宅ワークでの打ち合わせでは、基本的に「Zoom」か「Chatwork」を利用していますが、これらは全てスマートフォンで利用しています。ゲームで使うためヘッドセットは多数取りそろえているのですが、PCの設定を変えたり、これ以上接続するモノを増やしたくないのです。
スマートフォンによるビデオ会議のメリットは安定性の高さです。アプリ自体がスマートフォンに最適されているのに加えて、カメラやマイク、スピーカーもスマートフォンが標準で備えているので、セッティングや実際の運用時にトラブルが起きません。
一方で、ファイル共有が活用できない、資料の文字が小さくて読めないという課題もあり、必ずしも万能ではありませんが、いまのところ業務上の運用ではほとんど問題を感じていません。お金があまりない人にもオススメの選択肢です。
なお、どうしても会社に行く必要がある仕事もあるため、4月以降も週に1~2度くらいは車で通勤していました。在宅ワークと通勤とを比較してみると、やはり業務効率の良さが段違いなので、通常の通勤が解禁されたら、比較的早めに元の生活に戻りたい派です。
池紀彦の在宅ワーク環境
- メインPC:レノボ・ジャパン ThinkPad Helix(第2世代)、ガレリア GCF1060G-E、dynabook KIRA V834/W8K
- ディスプレイ:2画面
- キーボード:レノボ・ジャパン ThinkPad トラックポイント・キーボード 英語(有線)
- マウス/トラックボール/トラックパッド:パソコンのトラックポイント
- カメラ:スマホ利用
- マイク/ヘッドフォン/スピーカー:スマホ利用
- ビデオ会議サービス:Zoom、Chatwork、Google Meet
- 机:平形ガラステーブル
- 椅子:中古座椅子
- その他小物:Klearlook ノートパソコンスタンド
池 紀彦
兼業ライターでPC、ガジェット、ゲーム、おもちゃ類の記事執筆をしています。昼間はしがないサラリーマン。好きなジャンルは懐古。