みんなの在宅ワーク

第15回:スマートフォンアドバイザー モバイルプリンスの在宅ワークスタイル

スマホ講座の中止で業務が一変。大慌てで自宅環境を整備

 2020年3月、私の住んでいる沖縄県では新型コロナウイルスの感染者が徐々に増え、観光立県ながら「今は、沖縄に来ないでください」と悲痛な声をあげる人も出てきました。

 私自身はシニアの方を対象としたスマホ講座を行なっていましたが、「講座が怖いです」という声が生徒さんから出てきたことから、ほとんどの講座を中止。収入のほとんどが無くなるピンチに陥りました。

 その一方で、ありがたいことに書く仕事の方が増加。知り合いの編集者の方が気を遣って仕事を振ってくれたり、「沖縄に取材で行けないから現地の方にお願いしたい」と、コロナ禍だからこその案件も発生してきました。

 それによって私は「外に出てスマホ講座をする」という仕事が一変、「基本は家で原稿を書く」という内容に変化。自宅の仕事環境にお金を全力投入して、効率化を図ることにしました(とは言いつつ、外出できないストレスを新しいガジェットで発散させる意味も……)。

コストパフォーマンスの高い椅子や机を次々に入手

 まず購入したのは、デスクチェア。店頭で試すことができ、すぐに持ち帰れるニトリの「ブラント」を選びました。税別4万6204円でしたが、展示品の現品限り30%オフだったので、即決で購入。愛車タントの後部座席をフラットにし、組み立て品をそのまま持ち帰りました。

展示品限りのデスクチェアを車で持ち帰り

 続いてディスプレイとデスクも購入。ディスプレイはKEIANの31.5インチ 4Kディスプレイです。これは約3万5000円でした。今のところディスプレイ側のトラブルもなく、コスパのいい製品だと思います。

KEIANの31.5インチ 4Kディスプレイ

 でかくて鮮やかで快適なのですが、MacBook Air(2018)のマシンパワーでけっこう厳しいらしく、少し使うとマシンも端子もかなり発熱してカクつき始めます。結果として玉突き状態でマシンの方の買い替えも検討している状態です。

 また、光沢液晶で映り込みがけっこうあるため、好き嫌いはかなり分かれそうです。今のところはマシンのパワー不足のほうが課題なので、光沢はさほど気になっていません。

ブルーライトカットメガネの着用で、仕事とプライベートを切り替え

 デスクは、デイデスクを近くの家具屋さんで発見して購入しました。特別なギミックはないのですが、ツートンがデザイン的なアクセントになっていて好きです。サイドの黒い部分に細々したものを置き、中央の木目部分をすっきりさせると仕事に集中できるのがいいです。

購入したデスクに、ディスプレイとMacBook Airを設置

 最後に、大画面4Kの光から目を守るべくブルーライトカットメガネも購入しました。医学的な数値は出せませんが、体感的にはすごく目の負担が軽くなったように感じます。また、このメガネを装着することでメリハリがついて「仕事モード」に入りやすくなるのもいいですね。

ブルーライトカットメガネ。体感的には目の負担が軽くなった

 今後は、PCの買い替え、空気清浄機などを視野に入れながら、引き続き部屋をアップグレードしたいとたくらんでいます。

モバイルプリンスの在宅ワーク環境

  • メインPC:MacBook Air(2018)
  • ディスプレイ:1画面
  • キーボード:パソコンのキーボード
  • マウス/トラックボール/トラックパッド:パソコンのトラックパッド
  • カメラ:内蔵カメラ/iPhone 11
  • マイク/ヘッドフォン/スピーカー:AirPods Pro
  • ビデオ会議サービス:Zoom
  • 机:デイデスク
  • 椅子:ニトリ(ブラント)
  • その他小物:JINS SCREEN

モバイルプリンス

沖縄県在住、スマートフォンアドバイザー。シニア向けのスマートフォン講座をはじめ、小中学校での講演会、ラジオ番組への出演などを行う。著書「しくじりから学ぶ 13歳からのスマホルール」が2月に発売。