みんなの在宅ワーク
第19回:徳原大(「+Style」広報担当)の在宅ワークスタイル
テレワークは「スマート家電で極力動かない」のが正義!
2020年8月14日 07:00
記事タイトルで「何言ってんだこいつ」と思った方、スマート家電はテレワークに向いてるんですよ、ホントに。
あ、オリジナルのスマート家電を手がける「+Style」の広報、プラススタイル株式会社の徳原大と申します。昔、インプレスさんでアルバイトをしていたので、INTERNET Watchで記事を書かせていただくことは感慨深いです。
「スマート家電って要らなくない?」
記事タイトルの話に戻りますが、いや、自分も実際にスマート家電を使うまで思っていたんです。「スマート家電なんか要らない」と。
ただ、とあるメディアで記者をしていた2017年の秋、Google Homeが日本市場に投入されたタイミングで、Google Homeを即導入し、あわせて、とある有名メーカーのスマート照明も使ってみたんです。
以前から存在は知っていたスマート照明でしたが、「スマホアプリでオン/オフとか面倒じゃね?」と思い、使ったことはありませんでした。しかし、日本もスマートスピーカー時代に突入したことで「アプリじゃなくて音声コントロールなら便利じゃね?」と思い導入を決断、いまに至ります。
「おまかせ家電」でズボラテレワーク
手前味噌で恐縮なんですが、+Styleはいくつかスマート照明製品を出していて、私はベッドの近くに「スマートLEDベッドサイドランプ」を置いています。
寝る間際にGoogle Homeで「消して」でオフにしたり、夕方に曇り空で暗くなってきたときは、部屋のメイン照明をつけずに、「つけて」でオンにしたりしています。
+Style家電は全てアプリ操作に対応し、スマートスピーカー連携も全て対応しています。Google/Amazonのアカウントと+Styleアカウントを連携するだけで、細かい設定なしで基本的な電源オン/オフや明るさ変更ができるんですよ。
照明+リモコン+スマートスピーカーという最強トリオ
それと、ベッドサイドランプ並み、いやそれ以上に頼りきりなのが「スマートマルチリモコン」。インプレス読者には詳細は説明不要かもしれませんが、簡単に言えば「赤外線リモコンで操作できる家電」を、スマホアプリで操作できるように進化させられるのがスマートリモコンです。
テレビやエアコン、扇風機、シーリングライトといった家電を、アプリ上の500種類を超えるプリセットから簡単に登録できて、それがすぐに音声操作できちゃう。「スマートスピーカーの何が便利ですか?」と問われたら、「みんなタイマーや音楽流すよりも便利なことあるじゃん? 家電操作でしょ」と全力で推せるのが、照明+スマートリモコン+スマートスピーカーの最強トリオなんです。
これが私のライフハック「スマート家電で動かない正義」です。なんだかんだで日々のタスクに追われ、自宅といえども仕事に集中しなければならない毎日。2月末からほぼ出社することなく、自宅でテレワークを続けていますが、この間に何百回「照明つけて/消して」「扇風機つけて/消して」「エアコンつけて/消して」とGoogleにお願いしたことか。
よく記者や広報の友人から「動かなくなるってなんか嫌だからスマートホームは……」と言われます。皆さん、家の中でそんなに動きたいですか? 自分は動きたくないので、徹底的に+Style家電とGoogle Homeにアウトソースしています(笑)。
リモコンをどこに置いたかなんて瞬時に考えたくないし、「“ソレ”を“アレ”して」と、長年連れ添った夫婦のようにお願いするだけで、一歩も動かずに操作してくれるんですから、こんなに仕事に集中できる環境、なかなか作れないと思っています。
皆さん「高い」と思われるかもしれませんが、安いスマート家電って巷に意外と多くあるんです。お仕事にうまく活用できるスマート家電、ぜひ探してみてくださいね。
徳原大の在宅ワーク環境
- メインPC:※社用PCのため非開示
- ディスプレイ:1画面
- キーボード:Microsoft ワイヤレス デスクトップ 900
- マウス/トラックボール/トラックパッド:Microsoft ワイヤレス デスクトップ 900
- カメラ:内蔵カメラ
- マイク/ヘッドフォン/スピーカー:SONY WF-1000XM3
- ビデオ会議サービス:Zoom、Google Meet
- 机:無印良品 無垢材テーブルベンチ
- 椅子:無印良品 リビングでもダイニングでもつかえるソファチェア
- その他小物:LOWYA 長座椅子、Qi充電器(Anker PowerWave 10×2I、私用iPad Pro 12.9インチ(2020)+Magic Keyboard
徳原 大
インプレスの元アルバイトにして、某メディアの元記者。2018年からオリジナルのスマート家電を作っている「+Style」の広報としてスマート家電の普及に奮闘中。最近のトピックスは、ミラーレス一眼とタブレット端末、私用スマートフォンを一気に新調して金欠気味なこと。