みんなの在宅ワーク

第41回:清田いちる(新サービス企画屋&さすらいの編集長)の在宅ワークスタイル

快適な環境を作るのは、思ったより安い!

 こんにちは、2回目の登場になる、いちると申します。

 昨年12月の「楽天スーパーSALE」でスイッチが入ってしまい、パソコン周辺機器周りを一気に買いそろえちゃいました。ついでに机を一新。今はこんな環境で仕事をしています。

かなり「ザ・リモートワーク」な感じ

 10月にレポートした冗談みたいな劣悪環境からすると、隔世の感がありますね……。

 購入にあたっては、値段含め結構こだわったので、紹介させてください。

「親指トラックボール」を初体験

 まずトラックボール。発売されたばかりの、Logicoolの「ERGO M575ワイヤレストラックボール」を買いました。6600円。

 これが快適! 触ること自体が楽しいほどです。

もはや手放せない

 快適度を最高ランクまで上げるために、設定は微調整しました。

  • 親指操作でもカーソルが行きすぎないよう、ポインターの速度を遅めに変更
  • 各種ボタンに「Mission Control」や「デスクトップ表示」などを割り当て
「中央のボタンを押すとMission Control」が便利

WindowsキーボードをMac用にカスタマイズ

 次にキーボード。さんざん悩んだ挙句、メカニカルキーボードの「FILCO Majestouch Convertible 2」を選びました。1万4000円。

 打鍵感が深くて、キーを叩くのがほぼ快楽です。

快楽キーボード

 Windowsキーボードなので、Macで快適に使うには、キーカスタマイズが必要です。

 カスタマイズには、「Karabiner-Elements」というソフトが便利。なんでもできます。参考までに、変態的ですが、僕の設定をお見せします。

AltキーとWindowsキーを両方ともCommandキーに設定
Altキーを押したときの挙動は「Complex-modification」で設定

Macで「快適に2画面を使う」ときのコツ

 ディスプレイは会社から借りてきたEIZOの「FlexScan EV2450」。23.8インチHD。無料。Macだと文字が少し滲むのですが、原稿書きやコーディングには支障がないので、このまま使っています。

 ノートPCの画面と2画面(デスクトップ拡張)にするのかミラーリングするのかは宗教戦争ですが、僕は2画面にしています。

 理由は2つ。

  • Zoomで内蔵カメラを使うので、結局ノートPCは開けてなきゃいけない
  • Macの処理が優秀。ディスプレイを外すと2画面がいい感じに1画面に収まり、ディスプレイを付けると元の2画面レイアウトに戻ってくれる

 しかし、忘れてはいけない設定があります。

 「システム環境設定」→「ディスプレイ」で、メイン画面を大きいディスプレイの方にしてください。これをやらないと、快適なはずの2画面環境が一転、地獄と化しますので、ご注意を。

 やり方ですが、メニューバーっぽいものをドラッグ&ドロップします。スマートだけど……、そんなん分かるか! 散々調べたわ!

格好いいUIではある

 あと、ノートPC側の画面を何に使ったらいいのか、まだよく分からないです。いろいろ試したのですがイマイチ便利じゃないので、とりあえずカレンダーと電卓を表示しています。

情弱っぽい

 そのほか、机はニトリ、椅子のキャスターからフローリングを守るシートをIKEAで購入(しめて7000円)し、冬の寒さに備えて、山善の小型ヒーターを足元に置いています。6500円。

すげーあったかい

 最初の劣悪な環境から、だいぶ快適になりました。これでしばらく乗り切れそうです。

 次はマイクに手を出してみようかな? 実は、まだ取り付けていませんが、すでにこんなものを用意しています。

マランツプロ USBコンデンサーマイク
清田いちるの在宅ワーク環境
  • メインPC:MacBook Pro(2019)
  • ディスプレイ:2画面
  • キーボード:FILCO Majestouch Convertible 2
  • マウス/トラックボール/トラックパッド:Logicool ERGO M575ワイヤレストラックボール
  • カメラ:内蔵カメラ
  • マイク/ヘッドフォン/スピーカー:Apple EarPods
  • ビデオ会議サービス:Zoom/Discord/Google Meet/Microsoft Teams
  • 机:ニトリの天板と高さ調節可能な脚
  • 椅子:メッシュチェア「Match」
  • その他小物:ONED Majextand、BST-02ブックスタンド、バッファロー「WXR-5950AX12」、IKSTARの椅子用座布団

清田いちる

多くのサービスを作ったり、メディアの編集長をしています。今はLIVEPARKエグゼクティブ・プロデューサー。以前は、編集長としてはギズモード、bouncyなど。立ち上げはココログ、ドーナッツ!、zenback、ShortNoteなど。個人ブログはBn。趣味はダンス。