みんなの在宅ワーク
第29回:清田いちる(新サービス企画屋&さすらいの編集長)の在宅ワークスタイル
物置部屋やピアノ椅子…「冗談みたいに雑な状態」からの改善、一番お金をかけたのは……
2020年10月16日 07:00
こんにちは、「LIVEPARK」というイベント参加型ライブ配信アプリのエグゼクティブ・プロデューサーをしている清田いちると申します。
今回は僕の在宅ワーク環境が、冗談みたいに雑な状態からどう改善されていったのか、紹介したいと思います。
何の工夫もなく始めた仕事部屋は、体に限界が来て挫折
最初は、「1人になって集中できればいい」とだけ考えたんですよね。だから、何の工夫もせず、物置部屋だったロフトで仕事をしていました。
最初のころは楽しかったです。隠れ家気分で新鮮でした。
でも、天井が低く椅子も机もない環境で、毎日何時間も背中を丸めてたら……。2週間くらいで、背中、脚、首、腕、腰、何もかもに限界が来て、挫折。
ロフトを諦めて、仕事部屋その2としたのがこちらです。
椅子は布団。机はピアノ椅子。見た目の哀れっぽさがすごいですが、背筋を伸ばしたいときに伸ばせるのは、実に爽快でしたね。
ここでは1カ月半ほど仕事をしていましたが、在宅ワークが長引くにつれ、主に股関節周り(常にあぐらをかいている)に不安を覚えるようになり、装備を整えることを決意。
椅子やパソコンスタンドの導入で「仕事場」っぽい環境に
紆余曲折を経た結果、現在はこんな状態になっています。だいぶ仕事場っぽいですね。身体も以前より格段に楽になりました。
まずは椅子。アーロンチェアっぽくて安いものを探した結果、たどり着いたのが「Match」。とっても快適です。5000円くらい。
お尻にはIKSTARの椅子用座布団を敷き、ノートパソコンには、スタンドで角度をつけています。スタンドで角度をつけると、首がとても楽になります。つけるまでは効果があるのか疑問だったのですが、今となっては手放せない逸品です。
通勤に使っていた時間を勉強に充てているため、読書用にブックスタンドも書いました。分厚いオライリー本も見やすい角度に固定できて便利。
ネットワークはお金をかけて高速化
そして、一番お金をかけたのがネットワーク環境です。
契約を「auひかり ホーム1ギガ」から「ホーム10ギガ」に変更し、ルーターもWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)対応のものに。このルーター、発売当初は接続が不安定だったようですが、ファームウェアがアップデートされ、今は切れたりしません。
速度は、下り200~300Mbps。満足しているのですが、もちと出てもいい気もします。原因はなんだろう……。
マイクやWebカムは、いくつか試しましたが、今のところはビデオ会議でしか使わないので、Appleのマイク付き有線イヤフォンと、内蔵カメラでいいという結論です。
今後も在宅ワーク環境の改善を続けていく予定です。ただ、あまり家が快適だと、オフィスに復帰できない身体になるのでは……という懸念が、少しブレーキとなっています。
- メインPC:MacBook Pro(2019)
- ディスプレイ:1画面
- キーボード:パソコンのキーボード
- マウス/トラックボール/トラックパッド:パソコンのトラックパッド
- カメラ:内蔵カメラ
- マイク/ヘッドフォン/スピーカー:Apple EarPods
- ビデオ会議サービス:Zoom/Terms/Google Meet
- 机:子どもの遊び用の机
- 椅子:メッシュチェア「Match」
- その他小物:ONED Majextand、BST-02ブックスタンド、バッファロー「WXR-5950AX12」、IKSTARの椅子用座布団