みんなの在宅ワーク
第53回:塚原智美(板橋経済新聞編集長/高島平観光協会(仮)代表)の在宅ワークスタイル
在宅ワークで凝り固まる身体を「インドア運動」で解決!
2021年5月21日 07:00
こんにちは。団地にしか住んだことのないエディター/ライターの塚原です。基本、畳生活です。新卒時から在宅で働くことが多く、主に畳に根を生やして働いています。たまの取材で外に出ることが、私にとって貴重な運動チャンスです(それもただの徒歩だけど)。
なのですが、コロナ禍で取材すらリモートが増え、「1日の歩数3歩」などとスマホに報告される始末。
このままではエコノミー症候群になってしまう!
座りっぱなしだと腰も痛くなるし、最近では加齢も加わったせいか、ちょっと集中して作業すると身体がガッチガチになってくるのが分かります。椅子でも負担になりそうなのに、私は地べた派。さらに体への影響が心配です。なんなら、疲れるとすぐに横になって昼寝体制に入ってしまうのも問題です。なんとかせねば。
生活の中に「運動」「健康」といったキーワードが皆無だった私ですが、こんな日々を送っていたらエコノミー症候群になってしまいそうです。いかん。
そこで、家の中で早急にできる対策を模索しました。
「家の中で運動する生活」を実現するために
運動しようと心に決めたものの、その選択肢に「ウォーキング」や「ランニング」はありません。基本インドアなのでなるべく家の中で完結させたいのです。
スマホやPCを駆使して、何かいい手はないかと探します。周囲で流行している任天堂の「リングフィット アドベンチャー」がなかなか良い運動になると聞いて俄然興味を持ったのですが、抽選で当たらないと買えないということで入手困難。当たるまではしょうがないなーとぐうたらした日々が続きました。
そのタイミングで友人が勧めてくれたのがVRの「Oculus(オキュラス)」です。私の生活には全く関係ないと思っていたマシン。ですが、一度体験したらめちゃくちゃ楽しいし、これがまた運動になるんですよ。
運動になると実感したのが、VRゲーム界では有名らしき「Beat Saber」。スターウォーズのサーベルみたいなものを手に持ち(実際に持っているのはコントローラー)、前方から迫り来るものを音楽に合わせてバッサバッサとやっつけます。
なんだこれ楽しい。腕をぶんぶん振り回すので、家の中でもかなりの運動量になります(周りに気を付けないとぶつかって大変なことになります。私はグラスを1つ割りました)。
勢いでOculusを購入し、さてこれから家での運動がかなうぞー! と気合を入れていたところに任天堂からメール。なんと、リングフィット アドベンチャーの購入権が当たったとのこと。当たったなら買いましょう。
このリングフィット アドベンチャー、腕だけじゃなくて、スクワット的に足を使ったり、かなり全身を駆使させる作りになっています。すごい。
とりあえずこの2アイテムだけで、私の暮らしには少し運動の要素が加わりました。これで運動不足解消、エコノミー症候群の危機回避です。ゲームで運動することに目覚めてしまい、「フィットボクシング」などの新たな運動ゲームまで始めようとする始末。これでは、遊んでばかりで仕事しない、という暮らしが生まれてしまい、それはそれで問題です。
しかもVRでライブ映像や映画を観るのがとんでもなく楽しいということにも気が付いてしまい、ぐうたらタイムも大充実です。なんなら仕事する暇がありません。いかん。
在宅のコツは、家の中に楽しみも持ち込むこと
長い期間、在宅ワークしてきている私と比べ、同居の旦那はこのコロナ過で突然、在宅ワークが始まったひとり。息の詰まることも多そうでしたが、一緒にリングフィットアドベンチャーやVRを使うことで、うまく息抜きができたようでした。
在宅に慣れていない人はオンオフの切り替えも難しくて、それだけでもストレスにつながりそうです。そんなときに、「これで遊ぶ!」「これで身体を動かす!」「これで脳みそを休める!」みたいな分かりやすいアイテムを用意しておくことも大切なんじゃないかなと思います。家に仕事を持ち込んだ分、楽しむためのアイテムも家にたくさん用意して、在宅時間を充実させたいですね。
- メインPC:Surface Pro 6
- ディスプレイ:1画面
- キーボード:Surface タイプカバー
- マウス/トラックボール/トラックパッド:タイプカバーのタッチパッド
- カメラ:内蔵カメラ
- マイク/ヘッドフォン/スピーカー:内臓マイク/スピーカーと、オーディオテクニカ ATH-CK150BT
- ビデオ会議サービス:Zoom、たくのむ
- 机:リビングのソファテーブル
- 椅子:骨盤クッション
- その他小物:大きめのマグカップ(一度座ったらもう立ちたくないので)
塚原 智美
合同会社tribee代表社員。板橋経済新聞編集長。高島平観光協会(仮)代表。企画・取材・執筆、講演パネリストからMCまで担当する雑食系エディター/ライター。強すぎる地元愛から「高島平観光協会(仮)」を立ち上げ、「板橋経済新聞」運営開始。東京都の農林水産を紹介する「TOKYOGROWN」では、TOKYOLOVERSとして体当たり取材を担当。スタミナ源は肉と酒。愛犬のチワワと一緒に呑める店を常に探索中。