天気がいい日は「海辺勤務」。南相馬移住でミニマムな在宅ワーク

　みなさん、はじめまして。個人事業主として活動しているマサトです。

　2021年から福島県南相馬市に移住して無人駅の利活用事業などを主に行っております。南相馬市はWi-Fiが通っている場所が多く、作業環境は充実しているため、私もWi-Fi・電源完備の無人駅、コワーキングスペース、自宅、図書館などいろいろな場所を転々としながら仕事を行っています。

　今回は自宅と一番のお気に入りである海辺での作業を中心に書いてみたいと思います。

ミニマム環境の在宅勤務。アウトドアチェアでマウスを使わず作業

　南相馬市に移住するまでは、東京でインターネット広告の仕事をしていました。そのときから週に3日程度はリモートワークだったため、自宅で使用する椅子や机のこだわりを持っていましたが、引っ越して来る際、新しい家の広さなど考慮して持参を断念しました。

　そんなこんなで、かなりミニマムな環境で在宅勤務を行っております。

自宅の作業風景

　仕事柄、そこまでオンラインMTGをすることがないのでマイクやカメラはMacBook Airを使っており、ガジェットには今のところこだわりを持っていませんが、唯一のこだわりはアウトドアチェアです。

愛用のアウドトアチェア

　趣味がキャンプなのでいろいろなアウトドアチェアを持っていたのですが、普通のものよりも背もたれが後ろに倒れてくつろぎやすい椅子を見つけて仕事用の椅子として使っています。この椅子に座りながらクッションをPCと足の間に挟むことで、机はほぼ使わず作業することができます。

机を使わず作業

　私は作業しているときに猫背になりがちなので、背もたれに深く寄りかかりながら作業できた方が疲れずに長時間作業できるというのと、この状態だとマウスは絶対に使用できないので強制的にショートカットを身体に覚えこませることができる、というのが気に入っているポイントです。

天気のいい日は海辺で作業、適度な風と気持ちのいい見晴らしが最高

　私が自宅だとなかなか作業が捗らないタイプでもあるので、作業開始から数時間たったらコワーキングスペースを使ったり、天気が良ければ海まで自転車を走らせ、海辺で作業します。

　お気に入りのスポットは海を見渡せる防波堤のベンチです。適度な風と気持ちのいい見晴らしが最高の環境です。仕事だけでなく読書するときにもおすすめです。

北泉海岸の風景。朝はサーファーが集まっています

　Wi-Fiが通っていないのでスマホのテザリング機能を使ったり、オフラインでもできる作業を中心に行っています。ただ、海風が強いときも多いので、気温が低い日には凍えそうになるのであまり長居できないのが難点です。早く夏になって海辺で長く仕事ができるようになることを心待ちにしています。

マサト

国際基督教大学教養学部卒業。動画広告の営業を3年従事した後、JR東日本スタートアップと一般社団法人Next Commons Labの無人駅を活用した実証実験「Way-Way」に携わる。そのタイミングで南相馬市に移住。現在、Way-Wayのほかに南相馬の食やワーケーションを普及させるべく、法人向けのサービス開発に従事。趣味はアウトドアやバックパック。最小荷物で最大幸福を得るのが得意。