みんなの在宅ワーク
第59回:長井明日香(Dropbox Japan広報)の在宅ワークスタイル
個人的な仕事は在宅で。Dropboxの「バーチャル・ファースト」で再考した仕事環境
2021年8月27日 06:55
はじめまして、Dropbox Japanの長井と申します。
私の勤務先では、2020年2月中旬にテレワーク体制に移行しましたが、コロナ禍前よりテレワークが許される環境だったこともあり、また、「すぐにオフィスに戻れる日が来る」と考えていたので、特に何かを準備することもなく呑気に構えていました。
しかし、同年10月、“個人的な仕事は在宅ワークを基本とする「バーチャル・ファースト」に移行する”という方針が発表されたことから、重い腰を上げてテレワーク環境づくりに着手しました。
まずは仕事とプライベートの「線引き」から
常時テレワーク体制が始まった当初は、食卓で仕事をし、食事時間がきたらノートパソコンを脇に寄せて食事をする日々を送っていました。
しかし、業務時間とそれ以外の時間にメリハリをつけることの重要性を感じ、まずは「仕事をする場所と息抜きする場所を切り分ける」ことを意識しました。そして半年ほどの間は、電子ピアノの譜面立てを取り外したものを机として使っていました。
「バーチャル・ファースト」の決定後、元々オフィスで使っていたディスプレイやキーボードが会社から送られてきたのですが、これらを設置するために、自宅にあった折りたたみ机を活用して新たに仕事コーナーをつくりました。
机の脇にはLEDライトをセット。椅子は迷いに迷って、姿勢よく座れる椅子のアウトレット品を購入しましたが、変わった形をしている分、いろいろな座り方ができるので気分転換ができます。
オンライン会議では音質の良さを重視してツールを模索しましたが、イヤフォンを長時間つけると耳の穴に負担がかかるので、必要に応じてスピーカーフォンを愛用しています。仕事部屋が確保できる場合には、いい解決方法だと思っています。
机と椅子が変われば気分も変わる
自宅での仕事に煮詰まったり集中できなったときは、コワーキングスペースも活用しています。特に昨年はマンションの大規模修繕による騒音を避けるために、コワーキングスペースが役に立ちました。
時には友人宅で机を借りて仕事をしたり、ホテルに宿泊して一日中仕事をすることもあります。私の場合は、業務中に利用する机と椅子、そして周辺環境が変わるだけで、気分が高揚して仕事が捗るようです。
会社も推奨するテレワークのコツ
自社製品がコラボレーションツールということもあるせいか、社員は厳選されたテレワーク必需品ツールが利用できる環境にあるため、ツール不足で困ったことは一度もありません。Wi-Fi環境やその他ガジェットについても、会社からの一定の補助を利用し整えることができました。
さらに、在宅ワークをより効率的にするために、個人的に以下のようなことを実践しています。
- 起床時間や食事時間をできるだけ同じ時間に固定する
- たとえオンライン会議がない日でも、服装や身だしなみを整えておく
- 仕事前に30分程度、通勤に相当する時間を使って読書等をする
- 仕事終わりに散歩をする:散歩の目的を作るために「Ingress」のような位置情報ゲームを活用
- コラボレーションコアタイムを設定する:朝や夕方など、複数のタイムゾーンに重なる時間帯は、共同作業のコアタイムに設定する。これにより、会議時間を集中させるとともに、個人で集中する時間が確保できる
Dropboxでもテレワークのコツをまとめて公開しているので、ご興味ある方はぜひご活用ください。
- メインPC:MacBook Pro(2017)
- ディスプレイ:2画面
- キーボード:Apple Wireless Keyboard
- マウス/トラックボール/トラックパッド:Apple Magic Mouse
- カメラ:内蔵カメラもしくはロジクール ウェブカメラ C920n
- マイク/ヘッドフォン/スピーカー:内蔵マイク/スピーカーもしくはAnker PowerConfスピーカーフォン
- ビデオ会議サービス:Zoom
- 机:折りたたみ式デスク
- 椅子:VARIERの姿勢サポートチェア
- その他小物:NIPLUX ネックリラックス、フォームローラー等、肩こりや運動不足解消グッズ
長井 明日香
PR会社や事業会社におけるPR/IR/AR等の業務を経て、2018年よりDropbox Japanに入社。現在はCommunications Managerとして、主に日本と韓国の広報業務全般を担当。