みんなの在宅ワーク
第91回:路地裏観光ガイド/フリーランスライター 新橋の在宅ワークスタイル
作業場は自宅のお座敷と行きつけの酒場、青森県弘前市の「かだれ横丁」で調査活動も
2023年1月24日 06:55
こんにちは。生まれも育ちも青森県弘前市で地元の情報誌などをメインに取材・執筆活動をしながら観光ガイドをしている新橋と申します。
所属しているガイド団体は「弘前路地裏探偵団」という、何とも怪しげな雰囲気があるかと思いますが……。その名の通り、普通の観光ボランティア団体では通らないような路地裏にこそ街の魅力が溢れているという考えの下、あまりメインストリートは歩かないというコースとなっています。
自宅の作業場所は、執筆に集中できるシンプルな環境
そんな私の作業場は自宅と酒場の2つとなっています。
まず自宅での作業場は、執筆活動中は集中できるように、テレビや音が流れる機材を一切置いてないお座敷。テーブル(青森県を代表する伝統的工芸品・津軽塗)の上にはシンプルにパソコンと私の参考書のみ。こちらの「ひろさき読解本」は弘前の歴史などが知ることができるという便利な一冊となっています。
弘前路地裏探偵団は、弘前市民の生活を垣間見れるようにご案内をするのがメインなので、歴史や年号などの詳細まで説明することはあまりない……どちらかと言うとゆるめのガイドですが、どんなお客様にも対応できるようにとこの一冊で改めて勉強しています。
行きつけの酒場で調査活動
主に私の調査活動の場所となる「かだれ横丁」は観光客にも人気のスポットです。「かだれ」というのは「語り合う」や「一緒に混じって楽しもう、飲もう」などの意味を持つ津軽弁。
こちらでの調査活動はまさに飲みニケーションがメインになります(「ただ飲みたいだけだろう」と言われそうですが……)。県外からのお客様も多いため、「なぜ弘前を選んだのか」「ご案内のときにどんなことが知りたいか」や、常連客に人気がある食べ物などをお店の方に聞いてご案内の参考にさせていただいています。
自分の街を歩く
自分の街って意外と知らなかったことや気付かない場所ってあると思うんです。
いつの間にかできていた新しいお店や閉店しているお店……。日々変わる街並みを、自分の足で歩き、今住んでいる自分の街こそがガイドとしての一番の活動場所だと思います。
コロナ禍となり、観光客が街から居なくったときは胸が苦しく、寂しい気持ちでいっぱいでしたが、少しずつ弘前の街を楽しむ方がまた増えてきました。
まだまだ新型コロナウイルス感染症の収束が見えない状況が続きますが、感染対策をしっかりと行い、旅行先に弘前を選んでいただいたお客様をできる限りのおもてなしでお迎えしていきたいと思っています。
- メインPC:MacBook Air
- ディスプレイ:1画面
- キーボード:パソコンのキーボード
- マウス/トラックボール/トラックパッド:パソコンのトラックパッド
- カメラ:内臓カメラ
- マイク/ヘッドフォン/スピーカー:内臓マイク
- ビデオ会議サービス:Zoom
- 机:津軽塗のテーブル
- 椅子:座布団
- その他小物:弘前ガイドブック、お酒
新橋
地元の情報誌「teku×2」の取材・ライティングを担当、観光ガイド団体「弘前路地裏探偵団」では探偵ネーム・新橋で活動中。趣味はお酒と旅行。