イベントレポート

Interop Tokyo 2019

LiDARにより人混みを避けて徘徊する自律移動ロボット「Peacock」

 「Interop Tokyo 2019」の併催イベントとして開催されている「ロケーションビジネスジャパン(LBJ)2019」において、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)が、LiDAR(レーザーセンサー)を搭載した自律移動ロボット「Peacock」を紹介している。

自律移動ロボット「Peacock」

 Peacockは会期中、産総研ブース周辺エリアを徘徊しており、搭載されたLiDARによって周囲の状況をセンシングし、障害物や人混みを避けながら自動的に目標ポイントへ向かうデモを見ることができる。LiDARはロボットに搭載されているほか、展示会場内の各所にも設置されており、産総研ブースに設置された大型ディスプレイ上にて、3次元地図上に人の流れや混雑度などを可視化している。

3次元地図上で混雑状況を可視化。円柱が高いほど人が多く滞留していることを意味する