イベントレポート

Interop Tokyo 2025

純水を使う、Lenovoのサーバー液冷技術「第6世代Neptune水冷システム」~レノボブースの一角に

 「Interop Tokyo 2025」のレノボ・グループのブースの一角では、サーバーの水冷(液冷)技術「Lenovo Neptune」の第6世代システムを紹介していた。液冷技術は、AIサーバーなどで必要とされるようになってきている。

「Lenovo 第6世代Neptune水冷システム」

 レノボの液冷技術の特徴は、冷却液ではなく純水を使うこと。そのため、DLC(Direct Liquid Cooling)ではなくDWC(Direct Water Cooling)だとの説明だった。粘性のある冷却液ではなく水を使うことで、ポンプの抵抗が少なくなり、ポンプがより省電力になるという。これにより、空冷と比べて9%の電力を削減。また、空調設備なども含めたデータセンター全体の電力を40%削減するという数字も紹介していた。

レノボのDLC(DWC)サーバーの内部
レノボの水冷サーバーの背面。電源も水冷で冷やすという