D-Link、Wi-Fiアクセスポイントをクラウドで集中管理する「Wi-Fiクラウド」


D-Link「Wi-Fiクラウド」の概要

 「Interop Tokyo 2011」のディーリンクジャパン(D-Link)のブースでは、Wi-Fiアクセスポイントの設定情報をクラウド上のサーバーから配信できる「Wi-Fiクラウド」対応製品を展示している。

 D-Linkでは、Wi-Fiアクセスポイントを一括管理できる「Wi-Fiコントローラ」製品のラインナップを展開している。さらに、設置場所が複数拠点となる場合でも簡単に設定・運用が行えるソリューションとして、設定情報をクラウド上のサーバーから配信できる「Wi-Fiクラウド」を今年中に開始する。

 「Wi-Fiクラウド」対応のアクセスポイントをネットワークにつないで電源を入れると、自動的にサーバーから設定情報を取得するため、現地での設定は不要。また、各アクセスポイントに対する設定変更などもクラウド側から行えるため、技術者のいない中小規模の拠点などで有効なソリューションとして展開していく。

 Wi-Fiクラウドサーバーの利用は、最初の1年間は無料で、2年目以降は有料となる。料金は現時点では未定だが、年間ライセンスで1万円以下で提供したいとしている。

Wi-Fiクラウド対応アクセスポイント「DAP-2555」Wi-Fiクラウド対応アクセスポイント「DAP-2565」

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(三柳 英樹)

2011/6/9 19:14