ニュース

楽天銀行、「Viberで送金」サービスを開始、口座番号なしでViberの連絡先に送金可能

 楽天銀行株式会社とViber Media S.a.r.lは26日、「楽天銀行」アプリから、メッセージングアプリ「Viber」の連絡先に登録された相手に送金できる「Viberで送金」サービスを開始した。

 Viberで連絡先に登録されている相手に対して、振込先の金融機関名や支店番号、口座番号などの情報なしに、最大50文字までのメッセージとともに送金できる。送金元側が楽天銀行に口座を持ち、送金元と送金先がViberを利用していれば、送金先が楽天銀行に口座を持たなくとも送金が行える。

 Viberアカウントと連携された楽天銀行口座には手数料無料で送金できるが、他行やアカウント未連携の楽天銀行口座への送金は1件165円(税込)の手数料が必要。受取人が楽天銀行に口座を持たないときは、Viberに届いた送金通知に記載されたURLにアクセスし、受取口座を指定することで入金の手続きができる。

 今後は、Viberアプリからも「楽天銀行アプリ」を介して送金可能にする予定。楽天では、イベントなど参加費の事前徴収、友達との食事会や旅行時の精算などで利用できるとしている。

 これまで楽天銀行では、メールアドレスと名前で送金できるサービス「メルマネ」を2002年11月に、Facebookの友達リストの登録先への送金サービス「Facebookで送金」を2014年8月に開始していた。