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Office互換ソフト「ThinkFree office NEO」、ソースネクストが販売、PDF編集やテンプレートに対応

 ソースネクスト株式会社は25日、韓国Hancomが開発したOffice互換ソフトの新バージョン「ThinkFree office NEO」のダウンロード版を発売した。価格は3980円(税別)。パッケージ版は3月3日に発売する。対応OSはWindows 10/8.1/7。

 新バージョンでは、PDFファイルのレイアウトを保持したまま読み込み、各Officeソフトで編集できるようになった。また、ファイルにパスワードも設定できる。

 Office 2016/2013/2010/2007/2003の各ファイル形式に対応するほか、人、動物、植物、食べ物など68カテゴリー、1200種類以上のクリップアートを収録。ツールバーやメニューのカスタマイズも可能だ。さらに、無料で利用できるオンラインサービス「Netffice24」との連携も従来通り可能で、ファイルの閲覧や編集がウェブブラウザーやスマートフォンアプリから行える。

 表計算ソフト「Cell」では、新たに6カテゴリー12種類の文章テンプレートを搭載。マクロ(.xlsm)やテンプレート(.xlt)を含むExcelの各ファイル形式の読み込みと保存に対応する。

 シートやブックの保護、範囲編集の許可、セル内における段落の行間の指定、セル内でのテキストの折り返しや縮小といった、Excelの機能をそのまま利用できる。

 プレゼンテーションソフト「Show」では、15種類のデザインテンプレートと40種類の背景デザインテンプレートを新たに搭載。翻訳やスペルチェックなどの校閲、スクリーンショットの挿入、発表者ツールといった、PowerPointの機能をそのまま利用できる。

 ワープロソフト「Word」では、2カテゴリー9種類の文章テンプレートを新搭載。表紙の挿入、選択箇所のみの保存、グラフやスクリーンショットの挿入が可能。

【お詫びと訂正 2017年1月26日 12:26】
 記事初出時、価格に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

 誤:3990円
 正:3980円