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寺田倉庫が「クラウド部室」提供開始、レンタル倉庫にSNS機能を追加

 寺田倉庫は、同社が運営するレンタル倉庫「MINIKURA」において、SNS機能を搭載した新サービス「クラウド部室」を5月9日に提供開始すると発表した。スマートフォンやウェブサイトから利用できる。

 クラウド部室は「部活」をモチーフにしており、複数人で荷物を預け入れできる「ロッカー機能」や、SNS機能、スケジュール管理機能を備えているのが特徴。社内サークルや部活のレンタル倉庫として活用できるだけでなく、仲間同士のコミュニケーションツールとしても活用できるとしている。

 コミュニティ機能を持つ「部室」を作成したユーザーは、“部長”としてグループ管理やユーザーの招待ができる。一般ユーザーはキーワードや部室ID、活動エリア(都道府県)から部室を検索でき、「入部届け」で参加申請を送ることが可能。

「クラウド部室」では、SNS機能でメッセージのやり取りが可能。複数のコミュニティに所属することもできる

 SNS機能は無料で利用できるが、荷物の預け入れに必要なロッカー機能では料金が発生する。

 月額料金(税込)は、Mサイズ1箱(120サイズ)あたり500円、Lサイズ1箱(150サイズ)あたり960円。アイテム単位で取り出すことができる。また、再度預け入れも可能で、料金は1梱包1回1500円。

Mサイズは、ユニフォームやジャージ、スパイクやテニスボールなどコンパクトなもの(左)。Lサイズはバットやラケット、ボールなど⼤きなもの(中央)

 預けた荷物はMINIKURAで1点ずつ写真が撮影され、「Myロッカーページ」からメンバー間で閲覧できる。