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「Internet Week 2017」が90%オフ、学割での参加受付開始。一般向け事前割引料金での受付も残り1週間

 「Internet Week 2017」が11月28日から12月1日まで、ヒューリックホール&ヒューリックカンファレンス(東京都台東区浅草橋)において開催される。現在、参加費が割引となる事前参加登録を11月17日17時まで受け付けているほか、学生を対象にさらに90%割引となる「学割」での事前登録受付(先着50人)も11月10日より開始した。

「Internet Week 2017」の会場となるヒューリックホール&ヒューリックカンファレンスは、JR総武線・都営地下鉄浅草線の浅草橋駅前

 Internet Weekは、インターネットの技術研究・開発や構築・運用などに携わる人々がリアルで集い、最新情報を共有・議論するとともに、交流を深めるためのイベント。今年は「向き合おう、“グローバル”インターネット」をテーマに開催する。主催は、一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)。会期中は、インターネットに関する最新動向についてのセミナーなどが多数行われる。また、同時開催イベントとして「IPv6 Summit in TOKYO 2017」「第33回JPNICオープンポリシーミーティング(JPOPM33)」「第22回日本インターネットガバナンス会議(IGCJ22)」も行われる。

 今年は、IoTをテーマにしたプログラムがInternet Weekに本格的に登場。「まるわかりIoT講座~スタートダッシュを決める150分~」「転ばぬ先のIoTセキュリティ~コウカイする前に知るべきこと~」(いずれも11月29日)といったセッションを用意した。JPNICによると、IoTについてはこれまでもIPv6に関連して取り上げたことはあったが、これだけ時間を割いて扱うのはInternet Weekでは初めてだという。また、一般的にIoTに関するセミナーというと、IoTのビジネス的観点のものが多いが、Internet Weekでは、技術者目線での基礎知識とセキュリティに関して注意すべきことを学べる内容とした。

 このほか、Internet Weekでメールセキュリティについて扱うのはじつに6年ぶりだという「キャッチアップ! 2020に向けたメール運用」(11月30日)、今年の社会情勢を受けたテーマとなる「テレワークで変わった?! 働き方の未来」(11月28日)といったセッションも設けている。

 ハンズオンセッションも質・量ともに強化し、「インシデント対応ハンズオン2017」「これでわかる!セグメントルーティングハンズオン」(11月29日)、「運用自動化ハンズオン~StackStormで実践するインフラ運用革命~」(11月30日)という3つのセッションを用意。時間も各5時間とし、昨年よりもじっくり学べるとしている。ただし、11月10日時点で、すでに満席または残席わずかとなっている。

 最終日の12月1日に行われるセッション「IP Meeting 2017」では、JPNIC理事長であり、インターネットの殿堂入りを果たした後藤滋樹氏による記念講演「“グローバル”インターネットを考える」が予定されている。

 このほか、同セッション内において、1号限りで復活するインターネット雑誌「iNTERNET magazine Reboot」の発刊記念として、株式会社インプレスR&D代表取締役社長でインターネットマガジン創刊編集長の井芹昌信氏が「プロバイダーマップはどうやってできたのか?」と題して講演。プロバイダーマップを含め、日本のインターネット黎明期の面白エピソードを紹介するという。

 これにあわせてインプレスR&Dでは同誌の即売も行うとしており、Internet Week 2017会場での購入者には、同誌付録「インターネット進化マップ&旧インターネットプロバイダーマップ」の折り目無しポスターをプレゼントする予定だ。

「Internet Week」公式サイト

 Internet Week 2017の参加費は、2.5時間のセッションが事前登録5500円・当日8000円、1日/半日のセッションが事前登録1万1000円~1万3000円・当日1万6000円~2万円、ハンズオンが事前登録1万3000円・当日2万円。

 学割は、これら事前登録料金からさらに90%割引となり、2.5時間のセッションが550円、1日/半日のセッションが1100円~1300円、ハンズオンが1300円。11月29日時点で25歳以下の学生を対象としている。