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「Avast」のMac用セキュリティソフト2018年版を提供開始、ランサムウェアやWi-Fi侵入者への対策を強化
2017年11月17日 16:23
Avastは15日、Mac用セキュリティソフト「Avast Security Pro」2018年版の提供を開始したと発表した。Mac OS X Mavericks(10.9)以降に対応しており、価格は1年・1台版6180円など。
無料版の「Avast Security」で搭載しているウイルス対策、危険なウェブサイトやメール添付書類をブロックする「ウェブシールド」「メールシールド」などの機能に加え、有料のProではランサムウェア対策、Wi-Fi対策を強化した。
「ランサムウェアシールド」では、ユーザーの許可なしにファイルや設定に変更を加えようとするプログラムを検知してアラートを表示。ランサムウェアがファイルを勝手に変更・削除するのを阻止する。
「Wi-Fiインスペクター」では、ユーザーのWi-Fiネットワークを監視し、ルーターの脆弱性などをチェックするとともに、新しいデバイスがネットワークに加わるとアラートを表示する。ハッカーの侵入を阻止するほか、隣人がネットワークにただ乗りするのを防ぐことができるとしている。
Avastではこのほか、Mac用のパフォーマンス最適化ソフト「Avast Cleanup Pro」の提供も開始した。Macのパフォーマンスをピーク時の状態で維持できるとともに、不要になった重複ファイルを削除してディスク領域を解放するという。価格は、1年・1台版6180円など。なお、Avast Cleanup Proのダウンロード提供は現在、英語版サイトからとなっており、決済も米ドルで行われる。日本円での決済は11月下旬より開始する予定。