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クラウド経由で家電を操作する学習リモコン「MagicCube CT-10」

 株式会社コヴィアは、中国ORVIBO社製のスマート赤外線リモコン「MagicCube CT-10」を発売した。価格は5980円(税込)。

 MagicCube CT-10は、家庭内の家電をスマートフォンから遠隔操作できる学習機能付き赤外線リモコン。自宅LANには、IEEE 802.11n/g/bの無線LANで接続し、家電の操作にはAndroid/iOSアプリ「HomeMate」を使用する。クラウドを介すため、自宅や外出先からでも操作できるのが特長で、市販の赤外線機器8000種類以上に対応するという。未対応機器はリモコンコードをMagic Cubeに読み込ませることで利用できるとしている。

 HomeMateは同一アカウントに複数の端末からログイン可能なほか、異なる部屋ごとに設置したスマートホーム製品を個別に操作できる。また、あらかじめ設定した“シナリオ”に沿って家電のシーケンス動作を自動制御する「シーンリンク機能」を搭載。例えば、平日朝の起床前にエアコンやテレビ、コーヒーメーカーの電源を事前にオンにするといった使い方ができる。設定はクラウドに記録されるため、スマートフォンの機種変更後でも設定の引き継ぎを行う必要がない。

 コヴィアでは、このほか「Wi-Fiカメラ SC-10」を2017年12月下旬に、「Wi-Fiメータープラグ S31」を2018年2月に発売する。また、「Amazon Alexa」や「Google Home」などのAIスピーカーにも対応する予定だ。

 本体サイズは53×54×53mm(幅×奥行×高さ)、重量は約103g。給電用のmicroUSBポートを備える。

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