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ネットギアの11acゲーミングWi-Fiルーター「Nighthawk XR500」、オンラインゲームの遅延を抑える「DumaOS」搭載

Nighthawk XR500-100JPS

 ネットギアジャパン合同会社は、IEEE 802.11ac/n/a/g/b対応のゲーミングWi-Fiルーター「Nighthawk XR500」(型番XR500-100JPS)を4月26日に発売する。Amazon.co.jpでの販売価格は3万9800円(税込)だが、25日までは10%オフで予約を受け付けている。

 最大転送速度1733Mbpsの5GHz帯、同800Mbpsの2.4GHz帯を利用できるデュアルバンド対応のWi-Fiルーター。4本の外付けアンテナを装備し、4×4 MU-MIMOや、ビームフォーミング非対応の無線LAN子機の場所を推定し、強度を高めて電波を送信する「インプリシットビームフォーミング」に対応する。

 英Netdumaのソフトウェア「DumaOS」を搭載しており、各種の機能によりオンラインゲームで問題となるインターネット上の遅延を抑えるとしている。「ジオフィルター」機能では、指定のエリア外に存在するオンラインゲームのホストやサーバとの直接的な接続をブロック。大幅な遅延の原因となる遠隔地のプレイヤーを除外し、接続先の地域を限定することで、遅延を抑えるという。

 また、QoSの機能である「アンチバッファブロート」により、ゲーム中の端末の通信を自動検出し、他のデバイスによるビデオストリーミングやファイルダウンロードなどの通信より優先的に処理。バッファに通信がたまらないよう帯域全体を制限できる。このほか、接続デバイスごとに使用帯域の割合も設定できる。

 接続デバイスごとの帯域使用やシステムのパフォーマンスをリアルタイムで表示し、ping値を監視するモニタリング機能のほか、VPN接続機能やDFS機能に対応する。

 デュアルコアCPU(1.7GHz)を搭載し、本体背面にはギガビット対応の有線LANポート×4、USB 3.0ポート×2を装備。本体の大きさは321.9×243.7×55.0mm(幅×奥行×高さ)、重さは612g。

本体背面
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