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「Gmail」に新UI、受信トレイから通知を設定できるスヌーズやサイドバーなどの新機能も追加

 Googleは26日、ウェブメール「Gmail」に新デザインのユーザーインターフェースを提供するとともに、多数の新機能を追加した。個人・企業問わず利用できる。

 受信トレイには、各メールにマウスオーバーすると、アーカイブや削除、既読にできるアイコンが表示されるほか、後から内容を通知する「スヌーズ」の機能が新たに追加された。また、メールの添付ファイルも表示されるようになり、受信トレイから直接閲覧可能になっている。

 スヌーズでは、今日中、明日、今週末、来週、指定しないから通知する日時を選択できるほか、任意の日付と時間を設定することも可能。

 画面右側には新たにサイドバーが追加され、Googleカレンダー、Google Keep、Google Tasksにアクセル可能になった。このほか、「G Suite Marketplace」からサードパーティーなどが提供する各種のアドオンを追加できる。

 また、AIによりメールを分析し、返信が必要なメールなどでは、本文の横にリマインダーを表示する「Nudging」と呼ばれる機能も追加されている。

 これらの新機能は、右上の「設定」から「新しいGmailをお試し下さい」を選択することで利用可能になる。また、企業向けのG Suiteでは、「Early Adopter Program」に参加すれば、管理コンソールから利用できるように設定できるという。

 企業向けには、受信者がメールが読める期間を指定できる「情報保護モード」の機能を追加。閲覧時間制限のほか、転送やコピー。ダウンロード、印刷も制限される。

 また、今後はオフラインモードで最大90日のメールを検索可能になるという。さらに、ユーザーに明確な行動を促すようセキュリティ警告画面も再設計されている。