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LINEが「サイバー防災訓練」実施、今年は“フィッシング詐欺”がテーマ

体験型の動画や「フィッシング詐欺検定試験」など

 LINE株式会社は8日、セキュリティリテラシーを高めるためのキャンペーン「サイバー防災訓練」を実施すると発表した。6月22日まで実施する。

 訓練のテーマは「フィッシング詐欺」。企業やサービスを装ったメールを送り、利用者本人から個人情報を詐取するフィッシング詐欺に対する意識啓発を図るとしている。

 キャンペーンサイトでは、フィッシングメールや偽サイトを見抜けるか挑戦する体験型の動画や危機管理能力を確認するための「フィッシング詐欺検定試験」を体験できる。また、フィッシング詐欺の手口や身を守る方法、身近なサービス・団体での事例を学ぶことができる。

サイバー防災訓練キャンペーンサイト

 サイバー防災訓練の参画企業はLINE、アマゾンジャパン合同会社、株式会社bitFlyer、ヤフー株式会社。フィッシング対策協議会、一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター、一般社団法人セキュリティ対策推進協議会が後援し、警視庁が協力する。

 なお、5月以降にLINEをかたるフィッシングメールの報告が増えているとしてフィッシング対策協議会では6月6日に注意喚起情報を出している(関連記事『LINEをかたるフィシングメールの報告が5月から増加、引き続き警戒を』)。