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ネットギア、SMB向けの1000BASE-T対応スマートスイッチ「GS308T」

PoE給電やSFPにも対応可能な「GS310TP」も

GS308T(上)とGS310TP(下)

 ネットギアジャパン合同会社(以下、ネットギア)は20日、中小企業(SMB)などに向け、Web GUIからさまざまな機能を設定できるレイヤ2スマートスイッチの8ポートモデル「GS308T」、10ポートモデル「GS310TP」を販売開始したと発表した。参考価格(税込)はそれぞれ9750円、1万7801円で、GS310TPはPoE給電にも対応している。

 今回の新製品は、VLAN、QoS、ACL、IGMPスヌーピング、RADIUS認証、リンクアグリゲーションなど、さまざまな機能をWeb GUIから簡単に設定できるスマートスイッチ。1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×8ポートを備えたGS308Tと、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×8ポート、SFP×2スロットを備えたGS310TPを新たに提供する。

 このうちGS310TPは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-TポートからPoE給電にも対応しており、ポートあたり最大30W、スイッチ全体では最大55Wの電力供給を行うことが可能だ。

 なお、両製品ともにファンレスとなっており、店舗や病院など静粛性が求められる場所への設置にも適しているとのこと。

 また設定は、Web GUIに加えて、ネットギアのアプリ&クラウド管理ソリューション「Insight」のモバイルアプリに限定対応。モバイルアプリからスイッチを検索・登録することで、スマートフォンから両製品のWeb管理画面にアクセスし、設定変更やトラブルシューティングが行えるとした。ただし、クラウドによる一括管理機能は利用できない。