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バッファローのミドルレンジWi-FiルーターでIPoE IPv6が使える、「WSR-2533DHP2シリーズ」最新ファーム提供開始

 株式会社バッファローは、4×4のIEEE 802.11acに対応するWi-Fiルーター「WSR-2533DHP2シリーズ」について、IPv6 IPoEなどに対応する最新ファームウェアバージョン「1.11」の提供を開始した。

 1.11のファームウェアでは、日本ネットワークイネイブラー株式会社(JPNE)の提供するMAP-E方式の「v6プラス」や、IIJグループのインターネットマルチフィード株式会社(MFEED)が提供するDS-Lite方式の「transix」といったIPoE IPv6およびIPv4 over IPv6によるインターネット接続サービスに対応。混雑からくるPPPoE接続における速度面の不満を解消できる。

 従来は、バッファローのWi-Fiルーターにおいて、IPv6 IPoEに対応するのは上位モデルのみだった。しかし、今回対応ファームウェアの提供が開始されたWSR-2533DHP2シリーズは、ミドルレンジに位置付けられるモデルとなる。

 バッファローでは、今回のアップデートについて、動画ストリーミングなどを快適に利用したいというニーズの高まりなどを背景にしたもので、IPv6対応製品は今後も拡大に努めていくとしている。