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ブラザー東京ショールーム、全面的にB向けとなってリニューアルオープン

「ブラザー東京ショールーム」は、ブラザー販売株式会社東京事業所の1階・2階。東京スクエアガーデンのすぐ横/警察博物館の向いにあり、いちばん近い駅は東京メトロ銀座線・京橋駅(徒歩約2分)

 ブラザー販売株式会社は24日、「ブラザー東京ショールーム」(東京都中央区京橋3-3-8)をリニューアルオープンした。開館時間は平日の10~18時で、予約制。

 同ショールームはもともと、2010年に情報通信機器を中心とした体験スペースとしてオープン。家庭のリビングを模したスペースでインクジェットプリンターやラベルプリンターといったコンシューマー向け製品を紹介していたほか、複合機や職業用ミシンなどのビジネス向け製品も広くカバーしていた。それが今回のリニューアルで、全面的にビジネス向けの製品/ソリューションのショールームとして生まれ変わった。ブラザーグループの事業戦略「CS B2021」が掲げるBtoB戦略をショールームでも体現したという。

「ビジネスプリンティングソリューションズ」がコンセプトの1階
「オーダーグッズビジネス」がコンセプトの2階

 「ビジネスプリンティングソリューションズ」というコンセプトの1階では、プリンター/複合機ドキュメントスキャナーラベルプリンターモバイルプリンターを展示するほか、商談スペースも設けた。各製品にはARマーカーが張られており、タブレット端末のカメラをかざすことで機種名が表示され、ウェブサイトの製品ページを参照できる。さらに今後は連携する情報を拡充し、業界ごとの最新導入事例などを紹介するサイト「ブラザー ビジネスNAVI」の事例なども参照できるようにしていく予定だ。

 「オーダーグッズビジネス」というコンセプトの2階には、職業用刺しゅうミシンをはじめ、カッティングマシン「ScanNCut DX(スキャンカット DX)」、オリジナルデザインテープ作成機「テープクリエーター」、スタンプ作成機「スタンプクリエーター」など、グッズを作成するビジネスのための製品をまとめた。Tシャツなどにプリントするためのガーメントプリンター「GTX」も新たに展示。それぞれ作品例もあわせて展示している。

 このほか、もともとはコンシューマー向け商品として発売されたラベルライター「P-TOUCH CUBE(ピータッチ キューブ)」も、ビジネス向け製品として紹介。商品のラベルを作成する用途などで、店舗などで活用されているのだという。

ガーメントプリンター「GTX」とその作品例
プリンターヘッドが素材から浮いた状態でもインクが飛び散らないため、段差のある素材にもプリント可能だという
カッティングマシン、ラベルライターなどの展示スペース
「P-TOUCH CUBE(ピータッチ キューブ)」によるラベル作品例