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2.5GBASE-T対応の4/2ベイNAS「TS3220DN/TS3420DN/TS3420RN」、バッファローが発売
2.5GBASE-TのUSB LANアダプターやスイッチの発売も予告
2019年8月7日 13:46
株式会社バッファローは、「テラステーション」の新ラインアップとして、2.5GBASE-T対応の法人向けNAS「テラステーション」シリーズ3製品を9月上旬に発売する。
デスクトップタイプが2ベイの「TS3220DNシリーズ」と4ベイの「TS3420DNシリーズ」、ラックマウントタイプが4ベイの「TS3420RNシリーズ」となっており、価格は以下の通り。
型番 | 容量 | 価格(税別) |
TS3220DN0202 | 2TB(1TB×2) | 6万9000円 |
TS3220DN0402 | 4TB(2TB×2) | 9万9000円 |
TS3220DN0602 | 6TB(3TB×2) | 11万円 |
TS3220DN0802 | 8TB(4TB×2) | 13万円 |
TS3420DN0204 | 2TB(500GB×4) | 98000円 |
TS3420DN0404 | 4TB(1TB×4) | 12万円 |
TS3420DN0804 | 8TB(2TB×4) | 13万4000円 |
TS3420DN1204 | 12TB(3TB×4) | 15万8000円 |
TS3420DN1604 | 16TB(4TB×4) | 20万8000円 |
TS3420RN0404 | 4TB(1TB×4) | 15万円 |
TS3420RN0804 | 8TB(2TB×4) | 16万8000円 |
TS3420RN1204 | 12TB(3TB×4) | 18万8000円 |
TS3420RN1604 | 16TB(4TB×4) | 23万8000円 |
2.5GBASE-Tは、既存のCAT 6またはCAT 5eケーブルで接続できる。同社のスイッチ「BS-MP2012」を用いた検証では、シーケンシャルライトをギガビット環境と比較した場合、およそ1.7倍となる約205MB/sを実現した。
また、2TB分のデータバックアップを2台のNAS間で実行した場合も、ギガビット環境の約8時間4分から約17%短縮した約6時間44分で完了したという(いずれもRAID 6設定時)。
2ベイモデルはRAID 0/1、4ベイモデルはRAID 0/1/5/6/10に対応。RAID 5への切り替えを10分程度で行える「高速RAID切替」機能にも対応する。
HDD上のファームウェア破損時にNANDフラッシュ上から自動修復してシステムダウンを防ぐ「システムファームウェア二重化構造」により、安定した長期稼働を実現している。
本体仕様は共通で、CPUにAnnapurna LabsのAlpine AL214(クアッドコア、1.4GHz)と、DDR3 1GBメモリを搭載。2.5GBASE-T対応のLAN×1、ギガビット対応LAN×1、USB 3.1×3の各ポートを装備する。
本体サイズ(幅×奥行×高さ)と重量は、TS3220DNシリーズが170×230×170mmで約4.7kg、TS3420DNシリーズが170×230×215mmで約7.0kg、TS3420RNシリーズが430×430×44.3mmで約8.6kg。
バッファローでは、2.5GBASE-T対応スイッチと、クライアントPC向けの2.5GbE対応USB LANアダプターを2019年秋に発売予定とのことだ。