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2.5GBASE-T対応の4/2ベイNAS「TS3220DN/TS3420DN/TS3420RN」、バッファローが発売

2.5GBASE-TのUSB LANアダプターやスイッチの発売も予告

 株式会社バッファローは、「テラステーション」の新ラインアップとして、2.5GBASE-T対応の法人向けNAS「テラステーション」シリーズ3製品を9月上旬に発売する。

 デスクトップタイプが2ベイの「TS3220DNシリーズ」と4ベイの「TS3420DNシリーズ」、ラックマウントタイプが4ベイの「TS3420RNシリーズ」となっており、価格は以下の通り。

型番容量価格(税別)
TS3220DN02022TB(1TB×2)6万9000円
TS3220DN04024TB(2TB×2)9万9000円
TS3220DN06026TB(3TB×2)11万円
TS3220DN08028TB(4TB×2)13万円
TS3420DN02042TB(500GB×4)98000円
TS3420DN04044TB(1TB×4)12万円
TS3420DN08048TB(2TB×4)13万4000円
TS3420DN120412TB(3TB×4)15万8000円
TS3420DN160416TB(4TB×4)20万8000円
TS3420RN04044TB(1TB×4)15万円
TS3420RN08048TB(2TB×4)16万8000円
TS3420RN120412TB(3TB×4)18万8000円
TS3420RN160416TB(4TB×4)23万8000円

 2.5GBASE-Tは、既存のCAT 6またはCAT 5eケーブルで接続できる。同社のスイッチ「BS-MP2012」を用いた検証では、シーケンシャルライトをギガビット環境と比較した場合、およそ1.7倍となる約205MB/sを実現した。

 また、2TB分のデータバックアップを2台のNAS間で実行した場合も、ギガビット環境の約8時間4分から約17%短縮した約6時間44分で完了したという(いずれもRAID 6設定時)。

 2ベイモデルはRAID 0/1、4ベイモデルはRAID 0/1/5/6/10に対応。RAID 5への切り替えを10分程度で行える「高速RAID切替」機能にも対応する。

 HDD上のファームウェア破損時にNANDフラッシュ上から自動修復してシステムダウンを防ぐ「システムファームウェア二重化構造」により、安定した長期稼働を実現している。

 本体仕様は共通で、CPUにAnnapurna LabsのAlpine AL214(クアッドコア、1.4GHz)と、DDR3 1GBメモリを搭載。2.5GBASE-T対応のLAN×1、ギガビット対応LAN×1、USB 3.1×3の各ポートを装備する。

 本体サイズ(幅×奥行×高さ)と重量は、TS3220DNシリーズが170×230×170mmで約4.7kg、TS3420DNシリーズが170×230×215mmで約7.0kg、TS3420RNシリーズが430×430×44.3mmで約8.6kg。

 バッファローでは、2.5GBASE-T対応スイッチと、クライアントPC向けの2.5GbE対応USB LANアダプターを2019年秋に発売予定とのことだ。