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バッファローのWi-Fiルーター「WSR-2533DHP2」が「OCNバーチャルコネクト」に対応

最新ファームウェア「Ver.1.20」を提供開始

 株式会社バッファローは、4×4のIEEE 802.11acに対応するWi-Fiルーター「WSR-2533DHP2シリーズ」について、IPoE IPv6インターネット接続サービス「OCNバーチャルコネクト」に対応する最新ファームウェア「Ver.1.20」の提供を開始した。

 OCNバーチャルコネクトは、NTTコミュニケーションズ株式会社が展開しているIPoE IPv6方式のインターネット接続サービス。バッファローでは、対応ファームウェアの近日提供開始を21日に告知していた。

 最新ファームウェアのVer.1.20では、OCNバーチャルコネクトへの対応に加え、v6プラス/IPv6オプション/OCNバーチャルコネクトの各サービス使用時に「詳細設定」の「セキュリティ」-「ポート変換」や、「ステータス」-「システム」に、利用できるポートの一覧を表示するよう変更されている。また、不具合修正も行われている。

 従来、IPv6 IPoEに対応するバッファローのWi-Fiルーターは上位モデルのみだったが、3月に、ミドルレンジモデルであるWSR-2533DHP2のファームウェア「1.11」を提供。これにより日本ネットワークイネイブラー株式会社(JPNE)の提供するMAP-E方式の「v6プラス」、IIJグループのインターネットマルチフィード株式会社(MFEED)が提供するDS-Lite方式の「transix」に対応していた。

 これにより、IPoE IPv6およびIPv4 over IPv6による各方式のインターネット接続サービスに対応したことで、混雑からくるPPPoE接続における速度面の不満を解消できるとしている。