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9月のフィッシング詐欺に関する報告は6218件、AmazonやLINEをかたる不審なメールが急増
2019年10月3日 13:10
フィッシング対策協議会に寄せられたフィッシング詐欺に関する報告は、9月は6218件に上り、前月の5577件から641件増加した。
AmazonやLINEをかたるフィッシングメールに関する報告が8月から約1.7倍に急増したほか、Apple、楽天、マイクロソフトをかたるフィッシングメールに関する報告も寄せられた。
これまでの傾向と同様、配達業者の不在通知などを装い、ファイルのダウンロードや、アプリのインストール、偽サイトに誘導する不審なメールやSMSに関する報告も増えている(9月20日付関連記事『日本郵便の不在通知を装ったSMSに注意、フィッシングサイトで携帯電話番号や認証コードを詐取』)。
ログインを促す不審なメールやSMSを受信した場合は、正規のアプリを使ったり、あらかじめブックマークした正規のURLからウェブサイトへアクセスするよう同協議会では呼び掛けている。
なお、同月に確認されたフィッシングサイトのURLは2087件、悪用されたブランドについては47件だった。