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「Internet Week 2019」が開幕。年に一度、ネットを支えている人たちがオフラインで集う
2019年11月26日 12:15
「Internet Week 2019」が26日、開幕した。会期は29日までの4日間で、会場はヒューリックホール&ヒューリックカンファレンス(東京都台東区)。事前参加申し込みの受付はすでに締め切られているが、空席のあるプログラムについては、会場の当日受付にて先着順で受け付ける。なお、参加費の支払いは現金のみとなっている。
Internet Weekは、インターネットに関する技術の研究・開発、構築・運用・サービスに関わる人々が一堂に会し、主にインターネットの基盤技術の基礎知識や最新動向を学び、議論し、理解と交流を深めるためのイベント。20年以上続いており、インターネットを支えている業界関係者が年に一度、オフラインで集う場として知られている。主催は、一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)。
今年のテーマは「新陳代謝」。JPNICでは「インターネットは、30年以上の間、動きながら発展し続けてきた。コアな部分をしっかりと維持しながら、新しい技術を積極的に取り込み、古くなった技術は潔く捨てる。これを止まることなく繰り返す、インターネットはまさに『新陳代謝』のシステムによって発展してきたと言える」とし、今年のInternet Week 2019では、参加者の「新陳代謝」を促進できるようなプログラムを提供するという。
また、Internet Weekは、最新技術について取り上げた「攻め」のプログラムと、そのような技術を理解するための前提知識や普遍的なノウハウを身に付ける「守り」のプログラムをバランスよく配置していることが特色の1つだと説明。「守り」のプログラムで土台をしっかりと固め、「攻め」のプログラムで新しい情報を積極的に吸収することで、日頃、インターネットを支えている参加者一人一人の自己研鑽の力になれば幸いだとしている。