新型コロナ融資・給付金のシミュレーションサービス、freeeが公開

　freee finance lab株式会社は、個人事業主・中小企業向けに、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）対策の融資制度や実質無利子制度などが探せる「新型コロナ対策融資・持続化給付金利用シミュレーション」を公開した。「freee」のユーザーでなくても、誰でも利用できる。

　シミュレーションは、ウェブ上で月別の売上と3つの質問に答えると、条件に当てはまる融資制度や利子給付制度、持続化給付金が利用できる可能性が高い制度を紹介するというもの。月別の売上は「法人事業概況説明書」または「確定申告書 別表一」などに記載されているので事前に準備する。また、2019年だけではなく、2018年分の月別の売上も入力すると、利用できる支援策が増える可能性があるとしている。

「新型コロナ対策融資・持続化給付金利用シミュレーション」に売上状況を入力する

その他の質問に答えていくと、利用できる融資が分かる

　対象になるのは、持続化給付金、政府系金融機関による融資、信用保証協会による保証制度、緊急対策融資が実質無利子化される特別利子補給制度。なお、このシミュレーションで提供する情報は、経済産業省が発行している資料をもとにfreee株式会社が独自に作成したものだ。