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「道の駅」隣接ホテルを起点にした「ワーケーションプログラム」で地域活性化

パソナグループが「Trip Base 道の駅プロジェクト」に参画

 「道の駅」を拠点に地域経済の活性化を目指す「Trip Base 道の駅プロジェクト」に、株式会社パソナグループがパートナー企業として7月より参画した。

 Trip Base 道の駅プロジェクトは、積水ハウス株式会社とマリオット・インターナショナルが取り組んでいるもので、全国の道の駅に隣接したホテルを拠点とし、新しい旅のかたちを提案するのが狙い。現在、全国25道府県の自治体、34社のパートナー企業と連携を進めており、今年10月より順次、6府県15カ所で拠点となるホテル「フェアフィール・バイ・マリオット」を開業予定だ。

 パソナグループは、グループ会社の株式会社パソナJOB HUBにおいて、「旅するように『はたらく』」をコンセプトに地方企業と都市部の人材のマッチング事業を行っている。今年7月からは人材育成・事業創造プログラム「JOB HUB WORKATION」を提供しており、現在、全国35地域に対応。日本航空株式会社やANAホールディングス株式会社のほか、ローカルパートナー22社などと提携し、地方におけるサテライトオフィスの構築も支援している。

 パソナグループのTrip Base 道の駅プロジェクトへの参画第1弾として、パソナJOB HUBが協働。JOB HUB WORKATIONを活用し、同プロジェクトで新設するホテルで、地方への人材誘致による地域活性化を実現する「ワーケーションプログラム」を企画・運営していく。