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「OK Google/Hey Siri、リビングを見せて」でカメラ映像を表示

ネットワークカメラ「イエカメ」、Googleアシスタント・Siriでの音声操作に対応

 ラトックシステム株式会社は、同社の発売するネットワークカメラ「ieCame(イエカメ)」シリーズが、新たにGoogleアシスタントおよびSiriを介した音声操作に対応したと発表した。

 ieCameシリーズは、自宅のWi-Fiに接続して映像はクラウドに記録し、スマートフォン向けの「ieCame」アプリから確認できるネットワークカメラ。記録映像の動体をAIで検知し、人の姿を見分けて写真付きで通知を送信するのが特長。

 Amazon Alexaでの音声操作には既に対応していたが、今回新たにGoogleアシスタントとSiriショートカットの音声アシスタントに対応した。各デバイスに「OK Google/Hey Siri、リビングを見せて」などと話し掛けると、スクリーン付きスマートスピーカーやiPhoneの画面にカメラの映像を映し出せる。

 Googleアシスタントと連携する際は、ieCameをスマートホームデバイスのカメラとして登録する。登録後はGoogle Nest Hubに「OK Google、リビングを見せて」のように話しかけると、登録されたカメラの映像がモニターに映る。

「Google Home」アプリを立ち上げてデバイスをセットアップする
セットアップしたカメラをスマートホームデバイスとして登録

 Siriショートカットでは、iPhone内のieCameアプリのメニューに沿ってカメラや音声コマンドの登録を行う。登録後はiPhoneに「Hey Siri、カメラでリビングを見せて」と話しかけると、アプリの起動やカメラ選択をせずに映像を映し出す。

 カメラのオン/オフ切り替え操作も登録ができ、出掛ける際にiPhoneへ「Hey Siri、行ってきます」と話し掛け、リビングのカメラをオンにするなどの活用ができる。

ieCameアプリから登録するカメラを選択
Siriショートカットの設定画面で発話を編集して登録