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「ワーケーションの聖地・和歌山」その取り組みを語る無料オンラインイベント、11月12日・13日開催

 和歌山県は11月12日~13日の2日間、同県でのワーケーションに対する取り組みや魅力などを紹介するオンラインイベント「WAKAYAMAオンラインワーケーション」を開催する。参加は無料だが、専用サイトから事前申し込みが必要。申し込みは11月10日12時まで受け付ける。

 和歌山県では、全国に先駆けて2017年からワーケーションの普及に取り組んでおり、コロナ禍において注目を集めている今、オンラインイベントを実施することにした。ワーケーション導入に関心のある企業や個人、ワーケーションに関するビジネスに関心のある人や、ワーケーションの取り組みに興味のある自治体担当者などを対象に、2日間にわたり3部構成で実施する。セミナーはZoomウェビナーを使って開催され、定員は500名。プログラムは2日間にわたるが都合のよい時間のみの参加も可能だとしている。

 1日目は、第1部として、主にワーケーションの導入を考えている企業や団体向けのウェブセミナー「ワーケーション導入に特化したガイダンスウェビナー」で、企業がワーケーションを導入するためのエッセンスをちりばめている。

 1日目の夜には第2部としてオンライン懇親会を開催。参加者同士の交流を深める場としてもらうほか、地元グルメの紹介なども行うとのことで、企業に限らず一般の個人の参加者にも参加していただきたいとのこと。

 2日目は第3部として「和歌山ワーケーションスポットのバーチャルツアー」を開催。ワーケーション先として和歌山を検討している人に対して、バーチャル観光ツアー形式で和歌山の魅力を訴求する。また、ワークプレイス視察やサテライトオフィスインタビューなどもあって、企業の方にも有益な情報が盛り込まれている。

 和歌山県ではワーケーションを「価値創造ツール」と捉え、非日常での活動を通したイノベーション創出の機会を提供できるように取り組んでいるという。また、それらの体験の中で自分自身と向き合い、新たな自分と出会う場になればと可能性を語る。一方で地域側においても、訪問者との交流を通じて、地域課題の解決や新たなビジネスが生まれることが期待できるともしている。

WAKAYAMAオンラインワーケーション プログラム

DAY1 <11月12日(木)>

イントロダクション
13:00~13:20(20分)
ご挨拶、イベントの説明

第1部:ワーケーション導入ガイダンスウェビナー
13:20~13:50(30分)
講演「今注目のワーケーションとは」
和歌山県 企画部 企画政策局 情報政策課長 桐明祐治氏

13:50~14:20(30分)
講演「和歌山ワーケーションのご紹介」
株式会社南紀白浜エアポート 誘客・地域活性化室長 森重良太氏

14:20~15:00(40分)
パネルディスカッション「なぜワーケーションで和歌山が選ばれるのか?」
パネリスト:
三菱地所株式会社 ビル営業部 光澤玄氏
株式会社日本能率協会マネジメントセンター 新事業開発部長 川村泰朗氏
株式会社ウフル CTO 古城篤氏
ファシリテーター:
株式会社南紀白浜エアポート 誘客・地域活性化室長 森重良太氏
(他、登壇者調整中)

15:00~15:30(30分)
講演「人事施策としての変革事例」
TIS株式会社 人事本部 人事企画部 働き方改革推進室 主査 藤澤孝多氏

15:30~16:00(30分)
講演「エビデンスに基づくワーケーション効果」
株式会社NTTデータ経営研究所 ニューロイノベーションユニット シニアマネージャー 山崎和行氏

16:00~17:00(60分)
登壇者とウェビナー参加者による意見交換

第2部:オンライン懇親会
19:00~20:30(90分)
オンライン懇親会、参加者同士の交流、地元グルメの紹介など

DAY2 <11月13日(金)>

第3部:ワーケーションスポット・バーチャルツアー
9:30~10:30(60分)
世界遺産入門 ~オンライン 熊野古道ウォーキング ~ 熊野古道「道普請」

13:00~14:00(60分)
オンラインワークプレイス視察 ~ サテライトオフィスインタビュー

14:30~15:30(60分)
オンラインテーマパーク ~ 日本最多6頭のパンダや動物たち~

16:00~16:30(30分)
オンラインビーチヨガ

16:30~16:40(10分)
クロージング