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自治体の「ワーケーション助成金・補助金」情報まとめページ、FromToが公開

 “地方移住版OB/OG訪問”などのオンライン移住相談が行えるサービス「flato(ふらっと)」を運営する株式会社FromToは、「日本全国のワーケーションまとめ」および「【2020年度版】ワーケーション助成・補助金情報まとめ」の各ウェブページを公開した。

 「日本全国のワーケーションまとめ」ページでは、ワーケーションが行える宿泊施設を掲載。利用したい宿泊施設に申し込みを行うと、宿泊施設からメールまたは電話で連絡があり、チェックイン時間などの日程を調整して予約が完了する。

「日本全国のワーケーションまとめ」ページの宿泊施設詳細

 「【2020年度版】ワーケーション助成・補助金情報まとめ」ページでは、ワーケーションなどに関する助成金・補助金の情報を掲載している。

 ワーケーションが広がりを見せる中、利用者に対して助成金や補助金を交付するような自治体もあるが、これらの情報は各自治体がそれぞれのウェブサイトに掲載しているため、点在しており、探しにくいのが現状だ。同まとめページでは、条件や補助金額などの項目を統一し、地域別に掲載されている。

「【2020年度版】ワーケーション助成・補助金情報まとめ」ページ

 なお、掲載されている情報は、数泊程度のワーケーションにとどまらず、数カ月~1年程度の居住に関する助成金・補助金の情報も含まれる。

 例えばワーケーションでは、秋田県大館市は利用条件が3日~1週間。また、奥能登・中能登地域と福岡県うきは市は、1泊からでも助成金または補助金が交付される。

 一方で、例えば福島県の「<ふくしま“じっくり”体験コース【長期コース】>」は30日以上90日以内、宮城県は2カ月以上の利用から補助金を交付、島根県は1カ月以上が対象だ。

 FromToでは、これらのまとめページに掲載する宿泊施設と、助成金・補助金の情報を募集している。