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M1チップ搭載Macでマイナンバーカードを利用した「e-Tax」可能に

アイ・オー・データのICカードリーダーライターが最新ドライバーで対応

M1チップ搭載Macに対応した株式会社アイ・オー・データ機器の非接触型ICカードリーダーライター「USB-NFC3」

 株式会社アイ・オー・データ機器は、マイナンバーカードの読み取りに対応した非接触型ICカードリーダーライター「USB-NFC3」と「USB-NFC4」がM1チップ搭載Macに対応したと発表した。2月10日に公開したmacOS版の最新デバイスドライバー(ドライバーバージョン2.0.5)において、Apple M1チップへの対応および安定性の向上が行われた。これにより、M1チップ搭載Macでも、マイナンバーカード方式のe-Taxで確定申告が行えるようになる。

 国税庁では、確定申告でe-Taxを利用する際の注意点として、従来使用していたICカードリーダーライターが新しく買い換えたPCに対応しておらず、マイナンバーカードの読み取りが正常に動作しない場合があることを説明。ICカードリーダーライターの種類によってはM1チップ搭載Macに未対応のため、マイナンバーカード等の電子署名等が正常に動作しない場合があることを確認しているとしていた。

 USB-NFC3は、「ISO 14443」の「Type A」と「Type B」、「FeliCa」に対応した非接触型ICカードリーダーライター。USB-NFC4はさらに「IEC/ISO 15693」のカードも扱えるため、HPKIカードやIC運転免許証、e-Passportにも対応している。

「INTERNET Watch」ではこのほかにも、確定申告の基礎知識、e-Taxのメリット/デメリットから、確定申告ソフトの使い方、マイナンバーカードを読み取る際に必要なICカードリーダーライターの情報まで、確定申告に関する記事を多数掲載しています。まとめページ『確定申告の期間はいつまで? e-Taxのやり方は?【令和2年分(2020年分)確定申告まとめ】』よりご参照ください。