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512台まで接続可能なWi-Fi 6対応アクセスポイント「WAPM-AX8R」、バッファローが発売
2021年6月24日 10:36
株式会社バッファローは、Wi-Fi 6に対応する4×4デュアルバンドの法人向けWi-Fiアクセスポイント「WAPM-AX8R」と専用セキュリティケース「WLE-OP-SCC」を7月上旬より発売する。価格はアクセスポイント本体が9万8780円、セキュリティケースが4180円。
WAPM-AX8RはWi-Fi 6に対応し、最大通信速度は5GHz帯が2401Mbps、2.4GHz帯が1147Mbps。5GHz帯は160MHz幅の通信にも対応する。各帯域ごとに256台、計512台を接続可能。PoE受電(IEEE 802.3at)に対応する2.5GBASE-Tと、非対応となる1000BASE-Tの有線ポート各1、USBメモリー専用のUSB 2.0×1を搭載する。
気象・航空レーダー波による通信切断を回避する「DFS障害回避機能」および、周りの電波や干渉波を感知して自動で最適なチャンネルを選択する「干渉波自動回避機能」、多台数端末への通信のバラつきを制御する「公平通信制御機能」を搭載。安定した通信を実現する。
セキュリティ面ではWPA3-Enterprise/Personalに対応。RADIUSサーバーとの組み合わせにより、アクセス許可のあるユーザーだけをネットワークに接続させるIEEE 802.1X/EAP認証に対応する。
別売りのネットワーク管理ソフトウェア「WLS-ADT」「WLS-ADT/LW」や、無料のリモート管理サービス「キキNavi」に対応。導入後のトラブル解析や、遠隔地からの機器の監視およびメンテナンス用の簡易操作を追加できる。
専用セキュリティケース「WLE-OP-SCC」は、本体に取り付けることで空き端子やリセットボタンを保護。盗難やいたずらを防ぐほか、誤操作によるトラブルも防止できる。セキュリティケースを取り付けることで、人の出入りが多い公共施設などでも安心してWAPM-AX8Rを設置できるという。
本体のサイズは215×215×62㎜(幅×奥行×高さ)、重量は1230g。本体のほか、壁掛け金具、壁取付用ねじ、アンカー、スペーサーが付属する。セキュリティケースのサイズは168×32×49.5mm(幅×奥行×高さ)。