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歴史ある廃校舎がWi-Fiつきグランピング施設に。佐賀県嬉野市に「分校Stay haruhi」開業

 Happy Care Life株式会社は、佐賀県嬉野市の分校の施設を利用した体験型宿泊施設「分校Stay haruhi」を開業した。料金は、朝・夕食込みで1人1泊1万4000円~。

 「分校Stay haruhi」(佐賀県嬉野市嬉野町大字吉田乙2029)は、140年以上の歴史がある旧吉田小学校春日分校の敷地および校舎を活用したもの。2021年11月までカフェとして営業していたが、宿泊施設としてリニューアルオープンした。アクセス方法は長崎自動車道の嬉野ICより約20分、長崎空港より車で約50分など。

 「心が呼吸する。わたしに出逢える」をキャッチフレーズに、せわしない日常から離れ、自然の恵みを五感で味わい、気づけなかったこころの余白が見つかる場所を提供するとしている。

 敷地内のグラウンドに、デンマークの人気アウトドア用品メーカー「ノルディスク」のテントを設置。利用者はここに宿泊し、地域を散策したり、自然や星空を楽しんだりできる。また、施設で飼育しているヤギの散歩や、周囲の畑での野菜の収穫などの体験もできる。

 夕食には、ミシュランの星を獲得したシェフ監修による「ここだけでしか味わえないレシピ」と、下ごしらえされた食材が提供され、料理を楽しめる。

 テント内には横幅140cmのダブルベッドが2台、家庭用エアコンも設置しており、季節を問わず快適に過ごせるという。校舎内には、無料Wi-Fiのほか、くつろぎスペース、男女別シャワー、男女共用トイレなどの施設が備えられている。