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リクルートが「Airインボイス」開始、請求書からの振り込みがスマホだけで行えるサービス

 株式会社リクルートは7月27日、スマートフォンで請求書が管理できるサービス「Airインボイス」を開始した。スマートフォンアプリで請求書を撮影することで、請求書に記載されている必要な情報を取得。さらに、スマートフォンだけで振り込みまで行える。基本料金は1店舗あたり月額5500円で、別途、振込手数料が必要だ。

 スマートフォンの専用アプリ(iOS 15/14対応)で請求書を撮影すると、振り込みに必要な情報をデータ化。即時または予約により、振り込みが行える。請求書は一般的なフォーマットであれば読み込めるため、支払先が専用の請求書を発行する必要はない。

「Airインボイス」利用の流れ

 また、支払先や銀行が異なっていても、複数枚の請求書を選択してまとめて振り込める。データ化された請求書には支払期限が付与されており、振込期限を管理。支払いが迫っている場合、「アラート機能」によりスマートフォンに通知する。

 基本料金とは別に振込手数料が必要で、回数により異なる。リクルートによるモデルケースとしては、メガバンクの口座宛に1回3万円以上の振り込みを月に10回行う場合、6600円(3月末時点でのリクルートの調査による)かかるが、Airインボイスは1カ月間で約4分の1に振込手数料コストを削減できるとしている。なお、振り込みを行なうには別途、SBペイメントサービス株式会社との契約が必要だ。

振込手数料のイメージ。リクルート調べでは、メガバンクの口座宛に1回3万円以上、10回振り込んだ場合、6600円かかる。「Airインボイス」の場合、振込手数料が約4分の1に節約できる

【お詫びと訂正 2022年8月16日 12:50】
 記事初出時、振込み手数料について誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

誤:基本料金とは別に振込手数料が必要で、振込先の銀行や回数などによる異なる。
正:基本料金とは別に振込手数料が必要で、回数により異なる。